石綿スレート屋根の雨漏り改修工事、高知県高岡郡

屋根の汚れや老朽化が目立ち、雨漏りもひどくなってきた上、FRP製スレートの明り採りも汚れて機能しておらず、晴天でも照明を多々使うので電気代のムダが多いとのこと。
実際に屋根を調査するとスレート屋根の劣化が全体的に酷く、明り採りFRPも痩せて繊維が出ており何時剥がれてもおかしくない状態でした。更にスプリンクラー散水を行っているので幾分スレートの劣化が酷いような気がしました。

お客様の困りごと

夏場は暑さ対策に屋根でスプリンクラーを稼働するので晴天でも雨漏りが発生している。またそれが原因で屋根の汚れが酷く訪問お客様からのイメージも悪いので、屋根を改修したいが工場を止めることはできないので良い方法は無いかと困られていました。

解決策・ポイント

既存屋根材を撤去せず固定ビスの穴も開けないので、切粉やアスベストの発生が無く、養生不要で廃材処理も発生しません。だから通常通りの工場の稼働が可能です。したがって工事中の天候の心配が無い無塵カバー工法のゼロディールーフをお勧めします。

お客様の声

工場の稼働は止めることが出来なかったので、無塵カバー工法のゼロディールーフを提案して頂きました。工事中も通常通り工場稼働ができ、雨漏りをはじめ屋根からの問題ごとが全て解決でき大変満足です。

工事概要

施工場所 高知県高岡郡
施工規模 鉄骨造平屋建て 築30年 石綿スレート屋根 1200㎡
工法 ゼロディールーフ 波型スレート無塵カバーリング工法(特許工法)
使用材 カラーガルバリウム鋼板 厚0.5ミリ
施工期間 約3週間
屋根改修工事:前

屋根改修工事:前

屋根改修工事:後

屋根改修工事:後

ブルーに塗装しているので遠目では劣化が分かりにくいですが、スプリンクラーの汚れが目立ちます。

屋根改修工事前

屋根改修工事前

屋根改修工事後

屋根改修工事後

スレートの継ぎ目とFRP明り採りの劣化が確認できます。

施工の流れ

施工前:内部

全景

天井が無いので屋根スレート裏の雨浸みが確認できます。

落下防止ネットの取付

ネット

万が一、施工者が落下しないように落下防止ネットの取付します。

荷上げの準備

金具

固定サドルを既存屋根のフックボルトに取付ます。

金属タルキ下地材取付

屋根材仮置き~運搬①

新規ガルバ屋根の下地材を取付ます。

ガルバルーフの仮置き

屋根材仮置き~運搬②

ガルバルーフの荷上げを行いいよいよ新規屋根葺きです。

ガルバルーフの施工

屋根材仮置き~運搬③

3ヶ所に分かれて声を掛け合いながら葺いていきます。

本締め

屋根材仮置き

仮固定していたガルバルーフを規定値に沿って固定ビスで取付ます。

各部材の取付

屋根施工

ケラバ等周囲のガルバ部材を製作し取り付けていきます。

完成

ガルバルーフ施工

ベンチレーター周りもガルバ水切りを製作し取付ます。そして完成。

株式会社オガサ製工
個人の方

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