定期塗装でも進行…劣化・雨漏り解決で暑さも改善

築40年強の既存屋根はカラートタン瓦棒葺き。定期的に塗装をしていましたが腐食が酷く、いたるところで雨漏りが発生していました。これから新商品の冷蔵倉庫としても新たに使用する為、耐久性の高い屋根修理と冷蔵装置の電力量削減できる遮熱ルーフガルパワーにて施工させて頂きました。

工事概要

施工場所 高知県高知市
工 法 遮熱ルーフガルパワー®
使用材 ヨドHyperGLカラー萌 KS15H銀 厚0.6m/m
施工期間 約5日間

屋根改修工事:前

屋根改修工事:後

お困りごと

瓦棒屋根の腐食が酷く、最近では台風や大雨以外の少雨でも雨漏りが発生している。古い屋根を撤去して葺き替える事を検討しているが冷蔵倉庫として新たに使用する為、長期に渡って使用できる屋根修理と冷蔵装置の電力量削減も検討している。この秋から冬は繁忙期になるので内部稼働の影響も極力少なくしたい。

解決策

定期的に塗装メンテはしていましたが腐食が酷く、いたるところで雨漏りが発生していました。特に古い瓦棒に絶対的に発生する軒先からの腐食が問題でした。これからカバー工法と遮熱工法を合わせたハイブリッド工法の遮熱ルーフガルパワーをご提案させて頂きました。

お客さまのこえ

年明けの繁忙期の工事でしたがカバー工法の為、思ったより短工期で工事が進み内部での製造や稼働への影響も無く大変満足です。これから通年を通して冷蔵設備を稼働させる為、電力量の削減に期待しています。

施工の流れ

①施工前
今回は手前側の屋根、5号冷蔵倉庫を施工します。

②軒先の状況
谷樋を境に左側が今回の施工。右側は来期以降の施工です。

③荷上げの準備
レッカーにて道路から屋根越しに屋根材を吊り上げ、仮置き養生りん木を配置計画を基に配ります。

④屋根材荷上げ
R16tのクレーンで長さ10m以上の屋根材を道路越しに上げました。事前に高圧電線の養生をし、当日はガードマンも配置し安全作業です。

⑤屋根材の吊状況
手前の屋根を越し、奥の屋根が今回の施工個所。レッカーのオペさんから着地が見えませんのでオガサの玉掛け相図者が無線を使い誘導します。

⑥屋根への仮置き
全施工範囲にレッカーは届かないので仮置き場を確保し、小運搬します。

⑦屋根材仮置き
仮置き完了。いよいよ施工開始です。

⑧屋根下地施工
冷房効率アップの為、今回はアルミ遮熱シート「リフレクティックス」を敷き込み、その後新設下地の施工です。

⑨ガルバルーフ施工
ガルバルーフの施工です。棟から軒先までジョイント無し。軽くて雨漏りに強い。

⑩ガルバルーフ葺き
ガルバルーフももうすぐ施工完了です。

⑪本締め
屋根本体は仮止め施工で進めてきたのでここから規定値に沿って固定ビスを取付ます。

⑫棟カバー 下地取付
止水の為、本体端部を立ち上げ雨仕舞対策を施します。その後、棟カバーの板金下地を取付ます。

⑬棟カバー取付
棟カバーを取付していよいよ完成!
カバーの端部は職人さんの現地での手加工です。

⑭完成
棟カバーと本体も完成です。

⑭完成
高耐候材のガルバリウム鋼板で新築時同様に完成しました。エコ遮熱ルーフでの施工ですので冷蔵設備のランニングコスト減少が期待できます。

株式会社オガサ製工
個人の方

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