雨漏りで業務に支障が…工場稼働を止めず課題解決

ホームページを見てお問い合わせを頂きました。四国運輸株式会社様の香川県にある物流センターです。
雨漏り修繕を目的とした屋根の改修工事はカバー工法で行いました!このカバー工法は既存屋根の上に新たな屋根を設置するので工場を稼働したままでも施工が可能です。

工事概要

施工場所 香川県坂出市・四国運輸(株)坂出物流センター
施工規模 6764.5㎡
工法 カバールーフガルパワー(無塵カバーリング工法)
使用材料 カラーガルバリウム鋼板・厚0.8㎜
裏打ち材貼4㎜
施工期間 約3ヶ月間

施工前・全景

施工後・全景

ご相談内容

・倉庫天井の屋根ボルトからの雨漏りによる漏水が酷く、
 荷物が置けなくなってしまった。

・車両出入口庇屋根の軒先樋が機能していない。

・屋根全体のサビが酷い。

解決策

・屋根の雨漏りとサビは、既存屋根の上にガルバリウム屋根を葺くカバー工法にて解決!工場も稼働したままで構いません。
 

お客様の声

工事中も通常通り工場稼働ができ助かりました。
雨漏りが止まり、無事荷物も置けるようになりました。
無塵カバー工法のゼロディールーフ工法にしたので工場内が少し涼しくなりました。大変満足です。

施工の流れ

①工事前

②工事前

③工事前
ボルトサビによる劣化が見られます。この腐食した部分から雨水が侵入した事が雨漏りの原因の1つでした。

④既存のボルトにフラワーサドルを取付け、サドルにC型を溶接・ビス留めして取付けます。

⑤屋根を取付けるためのタイトフレームをC型に溶接留めで取付けていきます。また、妻フレームを1.2m以内で取付けします。

⑥タイトフレームの取付けが完了しました。

⑦使用するのは「非破壊簡易型引張試験器」です。

⑧テクノテスターKT-6

⑨現場にて下地引張試験を行い、引張強度の確認をします。

⑩屋根材の長さにカットしたコイルを現場搬入します。

⑪使用するコイルです。シート養生をして屋根成型機横にコイルを置きます。

⑫屋根材の長さ、荷降ろしの位置を考慮して、事前に計画をした場所に設置をします。

⑬コイルを10tクレーンで成型機にのせ、成型された屋根材は3枚1組で6.5tクレーンにて荷上げします。

⑭成型された屋根材が押し出されてくるのでやねの長さ分の場所が必要になります。

⑮加工して完成した屋根材はレッカーで吊り上げ、屋根上にいる職人の元へと運ばれます。

⑯これは加工前の屋根材を吊り上げて並べている様子です。

⑰屋根の長さにあわせたてんびんを使って荷上げします。

⑱声を掛け合いクレーン操縦者と無線連絡をとりながら荷上げが行われます。緊張感のある共同作業です。

⑲荷下ろし後、1枚の屋根材につき6名の職人で葺いていきます。

⑳クレーンで届かない所はセッパンキャリーを使って施工箇所まで人力で運搬します。大変な力仕事です…!

㉑屋根とフレームを留めるための、ハゼ金具を取付けします。

㉒折板屋根のハゼを電動シーマーで締めていきます。

㉓軒先を取り付けるための下地を取付けます。

㉔施工図を確認して現地寸法取り、工場で加工して、軒先水切りを取付けします。

㉕軒先水切のビス留めピックは200ピッチ程度で留付します。

㉖棟(水上側)は、二重面戸で取付け、棟包みを留めるための掴み金具を取付けします。

㉗水止め面戸及びエプロン面戸取付け完了

㉘屋根面積の雨量を計算し、選定した樋を取付けします。

㉙樋吊り金具を屋根の高さに合わせて選定し取付けします。

㉚既存の位置にSUS受け金具を使って、竪樋を取付けます。使用材料・VUΦ75カラー。

㉛軒先側の幕板1+400取付け。下地専用アングル及び掴み金具を取付けします。

㉜ケラバ側幕板1+400取付け。下地アングル(特注)及び掴み金具を取付けます。

㉝足場が設置出来ない場所は、移動式足場を使って作業します。

㉞完了

㉟完了

㊱完了

株式会社オガサ製工
個人の方

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