叩きまくって屋根を作っています。

現在、オガサの工場入りしている

神社のくぐり門。

 

絶賛!製作中でございます。

 

さて・・・この屋根って

直線の部分は

軒先くらいしかありません。

屋根本体は反ってますし

ケラバ側は逆に、、、

むくんでいます。

 

これに横50センチ、

縦12センチほどの銅板を

四方折り曲げて

「ハゼ」でカシメ接合し

屋根を作っているワケですね。

 

屋根本体は大体葺き終わって

現在はケラバ側、

屋根の両サイドの「むくみ」の

箇所に製作は取り掛かっています。

 

ここがですね、

今回の屋根施工での

1番のポイントなんです。

 

だってね、、、

むくんでるいるから

平らじゃないんですよ。

 

そこに、メイン部分に使っている

長方形の銅板んじゃなくって

弓なりに曲がった銅板を葺いています。

 

実は、、、

その長方形の銅板って

湾曲させるのに

職人ならではの手加工が入ります。

 

うまく表現はできないんですが、

湾曲の外側部分は

ベンチのようなもので絞り加工していき、

その内側部分は

叩いて銅板を伸ばして加工していきます。

これがなかなかの職人技です。

ハイ。

 

絞りはまだいいんですよ。

 

それなりになります。

 

この「叩き」が非常に難しくて

銅板の変化に合わせて叩かないと

伸びすぎてカタチ沿わなかったり

しいては亀裂が入ったりします。

 

そんなこんなの工場内の屋根工事。 

 

順調に進んでいますので

来週の中頃には完成します!

 

あともう少しです。

 

では、また明日!

 

ガルバリウム鋼板屋根への葺き替えで

地震に強く、遮熱工法で暑さ対策も行う

屋根リフォームと雨漏り修理専門の

【株式会社オガサ製工】小笠原孝彦

(おがさわらたかひこ)でした。

投稿者:

小笠原孝彦

小笠原孝彦(おがさわら・たかひこ)1970年高知県高知市朝倉生まれ 株式会社オガサ製工 代表取締役/一級建築施工管理技士/建築板金一級技能士/防災士/被災建築物応急危険度判定士 高知県を拠点に、ガルバリウム鋼板による遮熱・減災屋根のリーディングカンパニー「オガサ製工」を経営。法人向けには工場・倉庫・事業用施設の暑さ対策や屋根リニューアル、遮熱リフォームの分野で高い専門性を持ち、四国一円で施工実績を重ねています。 このブログでは、現場目線×経営者目線で、屋根の「プロが本音で語る情報」を毎週発信中。 「工場が暑すぎる…」「老朽化した屋根を直したい…」「でも業務は止めたくない」そんな法人様の悩みに寄り添いながら、これまでの建築技術とノウハウ、そして屋根から生まれる“価値ある改善”をお届けしています。