樋の取り付け方法は、地域により違うんです。

10月になりましたね。

今年も残りあと3ヶ月・・・

 

それよりも今日から消費税が10%に増税。

新しい時代がスタートすると言えば

少し大袈裟でしょうか?

 

今日は本州へ夜明け前から出張。

 

珍しく、JR でも飛行機でもなく

車で出張に出てきてます。

 

途中、朝飯を食うために

サービスエリアに立ち寄ったんですが、、、

 

券売機がエラーとなり、食券が発行できず 、

レジも動かないので店員さんは

ノートを片手に注文やお釣りの対応していました。

 

事前に準備しているとはいえ

こういったシステムの更新やモデルチェンジは

現金を扱っている業種の方は大変ですね。

 

さて、その出張先で打ち合わせ中

窓から外を見ると突然の大雨。

 

仕事柄、気になるのが雨の降り方。

 

そして、屋根の状態と

雨樋の取付状態です。

 

実は雨樋って・・・

地方によって取り付け方法が

全く違うんですよ!

 

昔、まだ経験が浅い時代

雨樋の取り付け方なんて

全世界共通と思っていましたが(笑)

 

金属屋根など平らな屋根の場合は

屋根の軒先が

雨樋の中心になるように取り付けます。

 

しかし瓦など

「段差」のある屋根は

中心位置を64又は73の割合で

樋の「後ろ側」が大きくし取り付けます。

 

段差がある瓦などは

雨の量が多いほど、

軒先から前に飛ぶのではなく

後ろ側にドンドン回り込むんですよ。

 

不思議なモノですが。。。

 

また、積雪地方では

屋根から雪が落ちる時、軒樋の破損を防ぐために

軒樋は「ぐっすり」下げ、

屋根の軒先から離しています。

 

雪の荷重に耐えるために

受金具も一般地域より「倍」の数、

取り付けているんですよね。

 

でも、こういった「這い樋」が

2階屋根からの樋を瓦に這わしている「樋」)

下屋の樋に入らずに溢れているのは

「ぶっ壊れている」状態です。

コレは雨漏りの原因にもなりますので

早急な修理が必要です。

 

 

以上、現場からでした!

 

では、また明日!

ガルバリウム鋼板屋根への葺き替えで
地震に強く、遮熱工法で暑さ対策も行う
屋根リフォームと雨漏り修理専門の
【株式会社オガサ製工】小笠原孝彦
(おがさわらたかひこ)でした。

投稿者:

小笠原孝彦

小笠原孝彦(おがさわら・たかひこ)1970年高知県高知市朝倉生まれ 株式会社オガサ製工 代表取締役/一級建築施工管理技士/建築板金一級技能士/防災士/被災建築物応急危険度判定士 高知県を拠点に、ガルバリウム鋼板による遮熱・減災屋根のリーディングカンパニー「オガサ製工」を経営。法人向けには工場・倉庫・事業用施設の暑さ対策や屋根リニューアル、遮熱リフォームの分野で高い専門性を持ち、四国一円で施工実績を重ねています。 このブログでは、現場目線×経営者目線で、屋根の「プロが本音で語る情報」を毎週発信中。 「工場が暑すぎる…」「老朽化した屋根を直したい…」「でも業務は止めたくない」そんな法人様の悩みに寄り添いながら、これまでの建築技術とノウハウ、そして屋根から生まれる“価値ある改善”をお届けしています。