屋根の上に広がる「地雷原」



vol.2614

昨日は午前中よう降りました

日曜の晩からの久しぶりの大雨

 

こういう時は、

隠れちょった雨漏りが一気に顔を出す

 

特に多いのが、

築年数の経った波型スレート屋根

 

中でも「明かり取り」からの雨漏り

これって大体どこのスレート屋根でも

起こってます

 

FRP樹脂でできた、あの波型板

 

20年、30年も経つと

樹脂が痩せてスカスカ、ボヨボヨ

 

でもって、フックボルトのパッキンも痩せて

漏り出しますが、時には

強風で吹き飛ばされるコトも

 

スレート自体は硬くて変形しにくいけど

この古いFRP樹脂板は劣化でパコパコ状態、

よう”動く”がです

 

で、動くたびにパッキンが揺さぶられて

止水性が死んでいく

 

まさに悪循環

 

で、ココの修理が

一番神経を使います

 

そのまま上がったら、

バキッと「踏み抜き」事故確定!

 

実際に屋根に上がると

劣化した波型スレートと

劣化したFRP樹脂板は

汚れ具合が同じになり

見た目じゃサッパリ区別がつかん

 

自分らは知識と経験で、

【あ、ここは地雷原やな・・・】と

分かりますから合板を敷いて、

しっかり安全通路を確保してから

より慎重に作業にかかる

 

そう、これがプロの段取りです

 

でも、たまにイラレがおるがですよ

 「ちょっとワシにも確認させてヨ」と

上がってくる工場関係者の方やオーナーさん

 

ちょ、ちょい!!!

動かず待って〜

 

いきなりその【地雷原】を踏んで

落下・・・

これ、笑い話じゃすみません

 

スレート屋根って

プロでも緊張感がアップする場所

 

 「見たい」と言われれば断りはしませんが

その時は”自分ら”が安全確保して

ガッチリサポート致します、が、

 

今は基本、

ドローンで確認してもらうのが一番安全やね

 

 

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株式会社オガサ製工 代表:小笠原孝彦
一級建築施工管理技士/一級遮熱施工管理技士
屋根から建物と働く人を守る専門家で防災士
暑熱・防災・雨漏り対策など“屋根の困った”を
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投稿者:

小笠原孝彦

小笠原孝彦(おがさわら・たかひこ)1970年高知県高知市朝倉生まれ 株式会社オガサ製工 代表取締役/一級建築施工管理技士/建築板金一級技能士/防災士/被災建築物応急危険度判定士 高知県を拠点に、ガルバリウム鋼板による遮熱・減災屋根のリーディングカンパニー「オガサ製工」を経営。法人向けには工場・倉庫・事業用施設の暑さ対策や屋根リニューアル、遮熱リフォームの分野で高い専門性を持ち、四国一円で施工実績を重ねています。 このブログでは、現場目線×経営者目線で、屋根の「プロが本音で語る情報」を毎週発信中。 「工場が暑すぎる…」「老朽化した屋根を直したい…」「でも業務は止めたくない」そんな法人様の悩みに寄り添いながら、これまでの建築技術とノウハウ、そして屋根から生まれる“価値ある改善”をお届けしています。