仕様を決める技術力。

昨日、朝イチの飛行機で

東京は品川へ、講習に行ってました。

 

台風15号の被害や影響が少しあるのかな?と、

気になって乗り込みましたが、、、

品川の方面はその影響は無い模様で

順調に会場までたどり着くことはできました。

 

ただ、関東東部(千葉や茨城)の方によると、

ニュースや報道以上に

かなりの被害が起きている模様です。

 

会話の中だけでも

都市型災害の甚大さが分かります。

 

しかし、千葉房総半島では

停電の復旧には月末ごろまで掛かるそうで

これは想定外と言えど

インフラ断絶がモロに2次災害へと直結する

現代社会の災害ですね。

 

さて、昨日の講習は

金属屋根と工法、そして

その素材についての講習でした。

 

鋼板を素材とした

屋根工法の講習がメインでしたが、

「設計における素材」としたテーマでの

講演会もありましてね。

 

新築の屋根工事では

建築基準法に則った設計をしていきますので

工法をはじめとして素材

そして固定ネジ等までにおける全てを

設計段階で最適なアイテムとして

書類ベースで決めていきます。

 

しかし、リフォームや改修工事等における

屋根葺き替えの工事では

「何」を「どう」使うかの仕様なんて

細かい内容まで、決まりはありません。

 

それは工事を行う施工業者と管理者の

経験と知識で

仕様を独断で決定できるんですね。

 

何もない平凡な日常なら

何も問題ありません・・・

 

しかし、、、

台風や集中豪雨などの自然災害から

地震や火事まで・・・

建物で起こる全ての外的被害で

その素材や施工方法が牽引でなどで

生命が危ぶまれるコトが

希にあるんですね。

 

具体例はさておき、

やはり改修工事における施工品質レベルの差は

その施工会社の知識経験レベルが

極端にはっきり出ます。

 

自然災害も年々厳しくなっていますし

また法律(建築)から施工方法や素材も

どんどん変わっています。

 

その知識と情報をしっかりと

いち早く掴み、日ごろの屋根工事に生かしていく。

 

これも安心安全長持ちの屋根をつくる

技術力のヒトツなんですね。

 

 

では、また明日!

 

ガルバリウム鋼板屋根への葺き替えで

地震に強く、遮熱工法で暑さ対策も行う

屋根リフォームと雨漏り修理専門の

【株式会社オガサ製工】小笠原孝彦

(おがさわらたかひこ)でした。

 

投稿者:

小笠原孝彦

株式会社オガサ製工 代表取締役 1970年高知県高知市朝倉生まれ ガルバリウム鋼板屋根の製作施工と遮熱技術で、工場や倉庫の暑さ対策を行っています。 そして南海地震対策のひとつなる住宅屋根の軽量化をガルバリウム鋼板で推進し、あわせて雨漏り修理も専門分野です。 一般社団法人 地震倒壊死から命をまもる建築専門家協会(地命協)代表理事 近年必ず起こる「南海トラフ地震」発生時に、建物倒壊による悲惨な圧死・窒息死を少しでも減らし、また速やかに避難することで、津波や火災から命を守る情報を建築専門家が発信しています。