その暑さ、熱ごもりです!

出たー!

 

昨日は静岡で41.1℃になり

国内最高気温のタイ。

 

ひゃー、お風呂なら

いい湯加減ですが

ここまでなると

人は熱中症にもそりゃなりますよ。

 

で、その熱中症になりやすい環境が

炎天下の屋外もさながら

以外なのが、、、普通の室内です。

 

どういうことかと言いますとね

「熱ごもり現象」なんです。

 

 

日中しっかりと熱せられた屋根が

熱を放出できずに日没後でも

まるでストーブが屋根にあるかの如く

室内へ熱を放出するのです。

 

その結果、屋根直下の屋内は

夜でも室温は

30℃を軽く越えています。

 

その典型的なのが

コンクリート造の最上階。

 

屋根のコンクリートが

昼間は日射にしっかり熱せられ

それが中々冷めずに

熱ごもりになっています。

 

それって、鉄骨造のアパートや

一般木造住宅でも起こる可能性は

十分にあるんですよ。

 

それは小屋裏換気を行わずに

断熱材をブ厚く敷き詰めた天井裏です。

 

日中はストーブでしっかりと温め

夜は冷めないように

布団を敷き詰めているようなもんですからね。

 

これを解消するには

①小屋裏の換気をしっかりと行う。

②断熱材の性能と性質を理解し、適宜に使う。

③そもそも熱を小屋裏へ入れない。

 

まぁ、この3つでしょうかね?

 

エアコンが効きにくいや

午後から夜になっても屋内が激暑。

 

なんてのは・・・

熱ごもりが原因かも知れませんよ。

 

因みに行政のサイトでは

沖縄地方での断熱材使用は好ましくないと

載っています。

 

では、また明日!

 

ガルバリウム鋼板屋根への葺き替えで
地震に強く、屋根遮熱工事で暑さ対策も行う
屋根リフォームと雨漏り修理専門の
【株式会社オガサ製工】小笠原孝彦
(おがさわらたかひこ)でした。

投稿者:

小笠原孝彦

小笠原孝彦(おがさわら・たかひこ)1970年高知県高知市朝倉生まれ 株式会社オガサ製工 代表取締役/一級建築施工管理技士/建築板金一級技能士/防災士/被災建築物応急危険度判定士 高知県を拠点に、ガルバリウム鋼板による遮熱・減災屋根のリーディングカンパニー「オガサ製工」を経営。法人向けには工場・倉庫・事業用施設の暑さ対策や屋根リニューアル、遮熱リフォームの分野で高い専門性を持ち、四国一円で施工実績を重ねています。 このブログでは、現場目線×経営者目線で、屋根の「プロが本音で語る情報」を毎週発信中。 「工場が暑すぎる…」「老朽化した屋根を直したい…」「でも業務は止めたくない」そんな法人様の悩みに寄り添いながら、これまでの建築技術とノウハウ、そして屋根から生まれる“価値ある改善”をお届けしています。