台風でブッ壊れない屋根つくり。

8月も後半がスタート。

 

例年に無い異変が起きていますね。

それはコロナでは無く、、、

 

そう、台風です。

 

2020年の台風発生数はまだ6個。

 

7月の発生数「0」は

ここ50年間一度もありません。

 

今後の発生数や大きさ等

ちょいと不気味ですが

コレばかりは自然現象なので

我々人間は

どうするコトもできませんがね。

 

しかし、現在では

気象技術も大きく発展していて

発生時から、

だいたいの進路は予想が出てますし

近づく1週間前からは

どんな影響を受けるのかも

少しばかりは分かります。

 

今日現在、

まだ台風は発生してはいませんが

これからが台風の本格シーズンです。

 

立て続けに襲ってくる可能性も

十分あります。

 

気は抜けません。。。

 

そんな台風が暴れた後、

修理依頼を受ける多くは屋根。

 

それも「棟」です。

 

これにはキチンと理由がありまして

棟は屋根の中央部分より

2倍を超える強い風を受けます。

 

正式には受けるというより

吸い上げられというか

引っ張られるるんですがね。

 

因みに

一番影響を受けやすいと思われる

軒先は、中央部分の約1.3倍しか

圧力は掛かっていません。

 

ここで「あれっ?変だな?」と

思ったでしょう。

 

そうなんでよ。台風などの強風って

実は吹き付ける「正圧」では無く

吸い上げられる(引張れれる)

「負圧」がポイントなんです!

 

意外に分かってない業者がいますが

コレ、間違うと屋根は壊れやすいんです。

 

では、また明日!

 

ガルバリウム鋼板屋根への葺き替えで
地震に強く、屋根遮熱工事で暑さ対策も行う
屋根リフォームと雨漏り修理専門の
【株式会社オガサ製工】小笠原孝彦
(おがさわらたかひこ)でした。

 

投稿者:

小笠原孝彦

小笠原孝彦(おがさわら・たかひこ)1970年高知県高知市朝倉生まれ 株式会社オガサ製工 代表取締役/一級建築施工管理技士/建築板金一級技能士/防災士/被災建築物応急危険度判定士 高知県を拠点に、ガルバリウム鋼板による遮熱・減災屋根のリーディングカンパニー「オガサ製工」を経営。法人向けには工場・倉庫・事業用施設の暑さ対策や屋根リニューアル、遮熱リフォームの分野で高い専門性を持ち、四国一円で施工実績を重ねています。 このブログでは、現場目線×経営者目線で、屋根の「プロが本音で語る情報」を毎週発信中。 「工場が暑すぎる…」「老朽化した屋根を直したい…」「でも業務は止めたくない」そんな法人様の悩みに寄り添いながら、これまでの建築技術とノウハウ、そして屋根から生まれる“価値ある改善”をお届けしています。