厚めに塗ったら逆効果です。

今日で5月もおしまい。

 

早々な梅雨入りでしたが

昨日今日のような晴天は

何とも気持ちが良い。

 

これがもう数日もすると

ジメジメベタベタに変わるんでしょうね。

 

オソロシヤ・・・

 

ところでここ最近、

平成初期に一世を風靡した

コロニアル(カラーベスト)の屋根を

相談されるケースが増えましたね。

 

その殆どが雨漏りのトラブルです。

 

築年数が30年を超えていますので

当然ながら劣化はします。

 

しかしその対処に

塗り替えリフォームで雨漏りを直したら

一時は止まっていたけど

再びあちらこちらから

ポツポツと雨漏りが起きました!って

ケースが多いんです。

 

さて、こちらの屋根は

人が立てられない程に

屋根の傾斜がありますので

ちょっとやそっとじゃ漏りません。

 

昔のリフォーム塗り替えの時に

塗料を多めに塗ったせいでしょうか?

段差や継ぎ目に

塗膜が集めに付着しています。

 

そこの部分は雨が乾きにくくて

苔が生えていました。

 

この苔も厄介なモノで

ほっとくと雨を堰き止め

雨漏りをさせちゃいます。

 

塗り替えってのは、

色を蘇らせるとのと

屋根材自体の保護にはベストですが

雨漏り修理や防止の役目は

残念ながらありませんね。

 

なので30年、いや40年以上

屋根を長期間ノーメンテにしたいなら

葺き替えかカバー工法がオススメです。

 

では、また明日!

 

ガルバリウム鋼板屋根への葺き替えで
地震に強く、屋根遮熱工事で暑さ対策も行う
屋根リフォームと雨漏り修理専門の
【株式会社オガサ製工】小笠原孝彦
(おがさわらたかひこ)でした。

投稿者:

小笠原孝彦

小笠原孝彦(おがさわら・たかひこ)1970年高知県高知市朝倉生まれ 株式会社オガサ製工 代表取締役/一級建築施工管理技士/建築板金一級技能士/防災士/被災建築物応急危険度判定士 高知県を拠点に、ガルバリウム鋼板による遮熱・減災屋根のリーディングカンパニー「オガサ製工」を経営。法人向けには工場・倉庫・事業用施設の暑さ対策や屋根リニューアル、遮熱リフォームの分野で高い専門性を持ち、四国一円で施工実績を重ねています。 このブログでは、現場目線×経営者目線で、屋根の「プロが本音で語る情報」を毎週発信中。 「工場が暑すぎる…」「老朽化した屋根を直したい…」「でも業務は止めたくない」そんな法人様の悩みに寄り添いながら、これまでの建築技術とノウハウ、そして屋根から生まれる“価値ある改善”をお届けしています。