課題完成よりも工夫の訓練です。

さぁ暑い夏がやってきました。

 

といっても、屋根の話じゃなくって

技能検定の話です。

 

そのD-DAYは

毎年、8月の第一日曜日。

 

1年で最も暑い日に

屋根板金の技能検定が行われます。

 

この検定は

厚生労働省の管轄でして

立派な国家検定なんですね。

 

3級、2級、1級のクラスがあり

実技試験と学科試験があります。

 

まずはこの夏の

実技試験に向けて全力投球です。

 

オガサ受験生も

それぞれが日中の実務が終わった後

工場の片隅で課題の製作に励みます。

 

はっきり言って、、、

この課題っちゅうのは

現代の屋根施工技術には

あまり必要とされておりません。

 

ですがねこの技能検定。

 

技能者にとって

資格を取得してスキルアップするって

非常に大事なコトだと思うんですよ。

 

0.35ミリの亜鉛鉄板を

ハサミで切って工具で曲げ、

全て手加工で課題を作っていくんですが

そのプロセスにおける自分なりの工夫、

これが様々な「シゴト」の

「工夫に」に繋がっていくんですよ。

 

技術ってモノは

手取り足取り教えてもらっても

そのスキルを100%取得するのは

無理だと思うんですね。

 

やはり自分なりの

工夫を取り入れていかないと

技術の向上は、、、まぁまず

あり得ませんね。

 

これが実務仕事になると

建物の形状や立地条件、

そして気象状況等

あらゆる状況から

ベストな施工を

行わなければなりません。

 

ここにポイントがあると思うんですよ。

 

勉強でも何でも一緒ですが

取り組んだコトが

その後の人生の役に立たないことなんて

1つも無いって考えています。

様々な課題に向かって取り組む。

それが技術でも仕事でも

そして人生でも

成長の糧じゃないのかなぁ・・・

 

では、また明日!

 

ガルバリウム鋼板屋根への葺き替えで
高知の地震や災害に強く、
遮熱屋根工事で暑さ対策も行う
雨漏り修理と屋根リフォーム専門。
高知の【株式会社オガサ製工】小笠原孝彦
(おがさわらたかひこ)でした。

 

■オフィシャルHP■         
http://www.ogasaseikou.jp

投稿者:

小笠原孝彦

株式会社オガサ製工 代表取締役 1970年高知県高知市朝倉生まれ ガルバリウム鋼板屋根の製作施工と遮熱技術で、工場や倉庫の暑さ対策を行っています。 そして南海地震対策のひとつなる住宅屋根の軽量化をガルバリウム鋼板で推進し、あわせて雨漏り修理も専門分野です。 一般社団法人 地震倒壊死から命をまもる建築専門家協会(地命協)代表理事 近年必ず起こる「南海トラフ地震」発生時に、建物倒壊による悲惨な圧死・窒息死を少しでも減らし、また速やかに避難することで、津波や火災から命を守る情報を建築専門家が発信しています。