タップリ塗ると漏ります。

曇っていたり

晴れたり、

はたまた雨になったり、、、

 

この時期は天気が忙しい。

 

そんなこんなで、

先日の雨から

屋根から雨漏りが始まったと

お問い合わせを頂きました。

 

築30年強のカラーベスト

(コロニアル)屋根で

3年前に塗り直したばかり。。。

 

屋根は上等なハズやのに

漏っている、、、とのコト。

 

割れているのか?

それともアレか?と

想像をしながら

お伺うと、、、

 

まぁ屋根はキレイですね。

割れてもいませんし

塗り替えした塗膜のツヤも

バッチり生きています。

 

だったら原因はアレだな⁉

 

多いんですよね。。。

 

カラーベスト(コロニアル)を

塗り替えた後の

雨漏りって。

 

カラーベストは約5ミリ厚の

セメント材を固めた平たい板を

重ね合わせて屋根を葺いています。

 

その、防水機能っていうのは

パッキンとかじゃなくって

重ね内の見えない部分に

1ミリほどの波状の

「段差」が付けてあり

そこで雨の逆流や

吸い込み防止を機能させています。

(毛細管現象防止ですね)

 

その隙間や段差を

塗り替え時に塗装が膜を作り

ジョイントから浸入した雨水が

排出されずに雨漏りになるんです。

 

コロニアルの塗り替えは

必ず1枚1枚を塗膜で密着させない

工法が必須ですよ!

 

では、また明日!

 

ガルバリウム鋼板屋根への葺き替えで
高知の地震や災害に強く、
遮熱屋根工事で暑さ対策も行う
雨漏り修理と屋根リフォーム専門。
高知の【株式会社オガサ製工】小笠原孝彦
(おがさわらたかひこ)でした。

 

■オフィシャルHP■         
http://www.ogasaseikou.jp

投稿者:

小笠原孝彦

株式会社オガサ製工 代表取締役 1970年高知県高知市朝倉生まれ ガルバリウム鋼板屋根の製作施工と遮熱技術で、工場や倉庫の暑さ対策を行っています。 そして南海地震対策のひとつなる住宅屋根の軽量化をガルバリウム鋼板で推進し、あわせて雨漏り修理も専門分野です。 一般社団法人 地震倒壊死から命をまもる建築専門家協会(地命協)代表理事 近年必ず起こる「南海トラフ地震」発生時に、建物倒壊による悲惨な圧死・窒息死を少しでも減らし、また速やかに避難することで、津波や火災から命を守る情報を建築専門家が発信しています。