キレイになった屋根が漏る理由

vol.2570

梅雨真っ盛り

ですから雨漏りの問い合わせも

梅雨入りになって増えましたねー

 

そんな雨漏りの問い合わせで多いのが

「天井から雨が漏ってます。

 屋根は直したばかりなので

  原因は屋根じゃないと思うんです」

ってなケース

 

でもね・・・

 

実はこれ、
かなりの確率で

「屋根」です

 

たんまに

妻壁の換気口だったりする場合はありますが

 

だって雨は上から降りますもん(笑)

 

ところが現場へ行くと

「屋根はこの前塗り替えしたばっかりなんでです!」

というお宅がありました

 

ということは!?

 

調べてみると原因は

やはり屋根でした

 

屋根材のクラックや反り

継ぎ目に溜まったゴミや苔

下葺防水シートの劣化

 

まぁ原因はてんこ盛り

 

実は瓦が古くなり

雨漏りも対策も兼ねて

塗り替えた方が良いよって勧められたそうです

 

う〜ん

塗り替えで雨漏りは止まらんよ!

 

いや、、、全否定はできないか

 

塗り替えって

屋根材の表層保護ができ

屋根材の表面からの吸い込みは防止できますからね

 

しかし・・・継ぎ目や

すでに割れているのを

復活させる工法ではありません

 

屋根の「見た目」がキレイになったから

屋根自体も復活したってのはちょいと違う

 

ま、お化粧”だけ”をするか

美容クリニックで”改造”を行うかの違いかな

 

ということで、

塗り替えで屋根材自体の性能復活は

非常に難しいってコトです

 

塗り替えは

・見た目のキレイを復活

・表面の保護

なんです

 

雨漏り修理と防止にはならんのですよ

 

それと多いのが

漏っている場所の上、

その周囲をやたらめったらシーリングで

塗りたくる修理

 

いや(笑)

これはもう修理とは言えませんね

 

原因を特定して

最適な修理方法を見出す

 

しかもその場しのぎではなく


20年、30年先まで見据えた修理を提案する

 

キレイにするのは塗装屋さんのお仕事

 

雨漏りの原因を見つけるのは屋根屋の仕事です

 

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株式会社オガサ製工 代表:小笠原孝彦
防災士/一級建築施工管理技士
屋根から建物と働く人を守る専門家。
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投稿者:

小笠原孝彦

小笠原孝彦(おがさわら・たかひこ)1970年高知県高知市朝倉生まれ 株式会社オガサ製工 代表取締役/一級建築施工管理技士/建築板金一級技能士/防災士/被災建築物応急危険度判定士 高知県を拠点に、ガルバリウム鋼板による遮熱・減災屋根のリーディングカンパニー「オガサ製工」を経営。法人向けには工場・倉庫・事業用施設の暑さ対策や屋根リニューアル、遮熱リフォームの分野で高い専門性を持ち、四国一円で施工実績を重ねています。 このブログでは、現場目線×経営者目線で、屋根の「プロが本音で語る情報」を毎週発信中。 「工場が暑すぎる…」「老朽化した屋根を直したい…」「でも業務は止めたくない」そんな法人様の悩みに寄り添いながら、これまでの建築技術とノウハウ、そして屋根から生まれる“価値ある改善”をお届けしています。