部分修理か?この際、全体をリニューアルか?

今日施工した工場の屋根雨漏り修理。

 

屋根全体がサビまくっていましてね

茶色の屋根か?と思うほどです。

 

当然ながら

パッキンなんかも劣化していますので

所々で雨漏りしています。

 

でもですね、、、

 

実はこの屋根、

今回は全体の1/4の面積しか

修理(カバーリング工法での)をしなかったんです。

 

こちらとしては屋根の専門家ですから

全体をリフォームして

ノーメンテの屋根にリニューアルするのが

ベストと思い、薦めていましたが・・・

 

実は内部を1/5ぐらいしか使っていないんですね。

 

ココでお客さんの判断が分かれます。

 

もう折角だから・・・全体。

使ってないから・・・部分。

 

コレってどちらもアリと思います。

 

一応は全体を一気にリフォームするのを

提案はします。

 

そして部分的な修理との

メリットデメリットも含めて。

 

しかしね、要はお客さんの都合に(用途に)合わせるのが

プロじゃないかな・・・と。

 

数年後に必要であれば

未着手部分を工事すれば良いワケで

その時に施工可能な工法を

今回行っていれば良いんです。

 

施工記録もキチンと保存して。

 

ただボチボチ直すのと

一気に直すのでは

当然掛かるコストは違いますよ。

 

部分修理で全体を修理していくと

結果、3〜5割高くなりますがね。

 

では、また明日!

 

ガルバリウム鋼板屋根への葺き替えで

地震に強く、遮熱工法で暑さ対策も行う

屋根リフォームと雨漏り修理専門の

【株式会社オガサ製工】小笠原孝彦

(おがさわらたかひこ)でした。

投稿者:

小笠原孝彦

小笠原孝彦(おがさわら・たかひこ)1970年高知県高知市朝倉生まれ 株式会社オガサ製工 代表取締役/一級建築施工管理技士/建築板金一級技能士/防災士/被災建築物応急危険度判定士 高知県を拠点に、ガルバリウム鋼板による遮熱・減災屋根のリーディングカンパニー「オガサ製工」を経営。法人向けには工場・倉庫・事業用施設の暑さ対策や屋根リニューアル、遮熱リフォームの分野で高い専門性を持ち、四国一円で施工実績を重ねています。 このブログでは、現場目線×経営者目線で、屋根の「プロが本音で語る情報」を毎週発信中。 「工場が暑すぎる…」「老朽化した屋根を直したい…」「でも業務は止めたくない」そんな法人様の悩みに寄り添いながら、これまでの建築技術とノウハウ、そして屋根から生まれる“価値ある改善”をお届けしています。