屋根をいつもと違う目線でつくる。

住宅の新築工事が始まりました。

 

屋根はガルバの立てハゼ葺き。

そして外壁も

ガルバ製の金属サイディングです。

 

(その、金属サイディングはまたの機会に♪)

 

で、コチラさんの屋根は

勾配(屋根の傾斜)がナント!12/10。

 

1m進むと1.2m上がります。

 

普通の屋根は傾斜が3/10ですから

約4倍の超急傾斜屋根です。

ですから、もう屋根って言うより

外壁って感じです。

 

軒先は1階屋根の高さですが

棟は2階屋根の高さですからね。

 

でもそこが、

ログハウスっぽくてオシャレです。

 

地面に立って眺めても

屋根全体が見えて

存在感ある建屋になるんです。

 

その分いつもの屋根より

些か気を遣います。

 

通常の屋根と全く違う画角で見えますから

職人さんも目線を変えてのチェックが

必要なんですね。

 

 

さて、そんなデザインの良い屋根を作るには

少しだけ職人さんは苦労をしよります。

 

なにせ、普通の屋根と違って

屋根上を歩くことができません。

 

ですから、、、

屋根上にも足場を組んで

まるでジャングルって感じです。

ソコに足を掛け、足下を固めて

取り付け作業を行っています。

 

継ぎ手ハゼのカシメ時には転落防止に

安全帯のフックをその足場に掛けて

作業を行っているんですね。

しっかりとした

安全の確保が出来ているからこそ

作業に集中できて、

美しい屋根が仕上がるんです!

 

だけどこの工程、、、

半日でふくらはぎがパンパンになります。

筋トレです(笑)

 

では、また明日!

 

ガルバリウム鋼板屋根への葺き替えで

地震に強く、遮熱工法で暑さ対策も行う

屋根リフォームと雨漏り修理専門の

【株式会社オガサ製工】小笠原孝彦

(おがさわらたかひこ)でした。

投稿者:

小笠原孝彦

小笠原孝彦(おがさわら・たかひこ)1970年高知県高知市朝倉生まれ 株式会社オガサ製工 代表取締役/一級建築施工管理技士/建築板金一級技能士/防災士/被災建築物応急危険度判定士 高知県を拠点に、ガルバリウム鋼板による遮熱・減災屋根のリーディングカンパニー「オガサ製工」を経営。法人向けには工場・倉庫・事業用施設の暑さ対策や屋根リニューアル、遮熱リフォームの分野で高い専門性を持ち、四国一円で施工実績を重ねています。 このブログでは、現場目線×経営者目線で、屋根の「プロが本音で語る情報」を毎週発信中。 「工場が暑すぎる…」「老朽化した屋根を直したい…」「でも業務は止めたくない」そんな法人様の悩みに寄り添いながら、これまでの建築技術とノウハウ、そして屋根から生まれる“価値ある改善”をお届けしています。