構造知識が雨漏りをも止める

vol.2096

築40年を超えるサビッ サビの

工場屋根での測量です。

 

屋根に傾斜がないため

雨のたびに水が溜まり、とうとう

屋根の沈下が起こりました。

 

そんなもんで軒先に雨が流れるどころか

棟側にいつも水が溜まっている状態。

 

で、腐食が急速に進行して雨漏り。

 

さらに、、、

 

と、悪循環を繰り返していました。

 

で、剥がずにどうやって

屋根を直すのかって?

 

古い屋根の上に特殊な金具を使って

傾斜を作り直して新しく屋根を葺き直します。

 

 

この時に重要なのが

極力屋根の重量を増やさないってことです。

 

鉄骨造の場合は全く問題は無いんですが

プレハブ構造なんかの軽量鉄骨の場合は

この重量増をしっかりと

把握しておくのがポイントです。

 

雨漏りを直すってのも

場合によっては

建築構造の知識が必要なんですね。

 

それではまた。

 

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ガルバリウム鋼板屋根への葺き替えで
高知の地震や災害に強く、
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雨漏り修理と屋根リフォーム専門。
高知の【株式会社オガサ製工】
小笠原孝彦(おがさわらたかひこ)でした。

投稿者:

小笠原孝彦

小笠原孝彦(おがさわら・たかひこ)1970年高知県高知市朝倉生まれ 株式会社オガサ製工 代表取締役/一級建築施工管理技士/建築板金一級技能士/防災士/被災建築物応急危険度判定士 高知県を拠点に、ガルバリウム鋼板による遮熱・減災屋根のリーディングカンパニー「オガサ製工」を経営。法人向けには工場・倉庫・事業用施設の暑さ対策や屋根リニューアル、遮熱リフォームの分野で高い専門性を持ち、四国一円で施工実績を重ねています。 このブログでは、現場目線×経営者目線で、屋根の「プロが本音で語る情報」を毎週発信中。 「工場が暑すぎる…」「老朽化した屋根を直したい…」「でも業務は止めたくない」そんな法人様の悩みに寄り添いながら、これまでの建築技術とノウハウ、そして屋根から生まれる“価値ある改善”をお届けしています。