壁の雨漏りでも原因は屋根?

vol.2187

雨漏りの相談を受けた

高知県内にチェーン展開する

小売業の店舗さん

 

「屋根は以前修理したから大丈夫なんですが

 昨年末から今度は新たに

 壁際から雨漏りが始まったんですよー」

 

さてと

外壁のクラックか?

窓周りの止水劣化か?

 

現地へ出向き調査を始めるも

外壁を見上げて1秒で原因判明

 

屋根の軒先に穴が開いているじゃん!

外部階段から実際に屋根に上ってみると

かなり昔からアチコチ漏っていたようで

パッチでの修繕だらけ

 

ボルトタイプのルーフデッキは

その固定金具のパッキンから

漏る場合が多い

 

そして重ね部分の歪みからも

強風時に雨が吹き込みます

 

で、今回のトラブルである軒先の穴は

以前にも補修をしていました

そのパッチ補修が

数ミリですが「段」となってます

 

そこが流れてくる雨水を軽く堰き止め

腐食の原因となり穴が開きましたね

 

このように築年数が経ち

古くなった屋根は補修を行っても

数年で雨漏りの再発が起こります

 

で、結果

修理と再発のイタチごっこ

 

完璧な修理といえば

カバールーフ工法です

 

古い屋根はそのままにしておき

新しい屋根を「いながら」被せるこの工法

 

完璧な雨漏り修理の工法ですが

 

実はそれだけじゃなく、

 

空気層を伴った2層屋根は

外気との断熱効果も大きくなります

 

この規模の店舗では恐らく

7年間の空調費コスト削減で

工事費を償却できるでしょう

屋根ってこのように

雨漏り解決だけじゃなく

「付加価値」もつくれるんです!

 

それではまた。

 

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小笠原孝彦(おがさわらたかひこ)でした。

投稿者:

小笠原孝彦

小笠原孝彦(おがさわら・たかひこ)1970年高知県高知市朝倉生まれ 株式会社オガサ製工 代表取締役/一級建築施工管理技士/建築板金一級技能士/防災士/被災建築物応急危険度判定士 高知県を拠点に、ガルバリウム鋼板による遮熱・減災屋根のリーディングカンパニー「オガサ製工」を経営。法人向けには工場・倉庫・事業用施設の暑さ対策や屋根リニューアル、遮熱リフォームの分野で高い専門性を持ち、四国一円で施工実績を重ねています。 このブログでは、現場目線×経営者目線で、屋根の「プロが本音で語る情報」を毎週発信中。 「工場が暑すぎる…」「老朽化した屋根を直したい…」「でも業務は止めたくない」そんな法人様の悩みに寄り添いながら、これまでの建築技術とノウハウ、そして屋根から生まれる“価値ある改善”をお届けしています。