屋根の重さ比べをしてみたら・・・

屋根って使われる素材により

重さが全く違うんですよ。

 

まぁその種類っていうのは

大まかで3種類。

まず、代表的なものは瓦。

そしてスレート素材の

カラーベスト(コロニアル)

あとはガルバ鋼板に代表される金属。

 

まぁ陸屋根とかその他色々有りますが

その3種類が主だった

日本の住宅屋根じゃないでしょうか。

 

で、実際にその屋根を

秤に乗せて重さ比べをしてみました。

 

1枚ではピンとこないので

それぞれ10枚ずつの束で

重量を測ってみました。

 

すべて大きさは一緒です。

 

まずは瓦は29.2kg

続いてカラーベスト8.0kg、

そして今大流行の

金属屋根は、ナナナント!

3.6kgでございます。

実際に家の屋根を葺くとなれば

標準として1棟あたり

100㎡(30坪)と考えると

1700枚必要になります。

 

なので、瓦の場合は約5トン!

カラーベストは1.4トン

金属屋根は0.6トン強

 

その重量差はナント8倍!でした。

 

さて、旧耐震の古い家だと

この重量差はどうでしょうねぇ?

 

実際に旧耐震基準の建物は

阪神淡路大震災、熊本地震では

ほとんどの家屋が

大きな被害を受けています。

 

そんなこんなで

実際に使用する屋根を

秤に乗せると

イメージしやすいですよね。

 

次の機会には

この屋根の重さが

建物の揺れにどのように

影響するか?

 

そこを模型を使って

実験してみたい思います。

 

では、また明日!

 

ガルバリウム鋼板屋根への葺き替えで
地震に強く、屋根遮熱工事で暑さ対策も行う
屋根リフォームと雨漏り修理専門の
【株式会社オガサ製工】小笠原孝彦
(おがさわらたかひこ)でした。

投稿者:

小笠原孝彦

小笠原孝彦(おがさわら・たかひこ)1970年高知県高知市朝倉生まれ 株式会社オガサ製工 代表取締役/一級建築施工管理技士/建築板金一級技能士/防災士/被災建築物応急危険度判定士 高知県を拠点に、ガルバリウム鋼板による遮熱・減災屋根のリーディングカンパニー「オガサ製工」を経営。法人向けには工場・倉庫・事業用施設の暑さ対策や屋根リニューアル、遮熱リフォームの分野で高い専門性を持ち、四国一円で施工実績を重ねています。 このブログでは、現場目線×経営者目線で、屋根の「プロが本音で語る情報」を毎週発信中。 「工場が暑すぎる…」「老朽化した屋根を直したい…」「でも業務は止めたくない」そんな法人様の悩みに寄り添いながら、これまでの建築技術とノウハウ、そして屋根から生まれる“価値ある改善”をお届けしています。