古くなった屋根は塗装リフォームが無理かも?

築30年のお宅。

「ここ最近になって雨漏りが・・・」

と、オガサに相談がありました。

まぁ色々とお話を聞くと

屋根自体に決定的な破損が

起きている雨漏りでは無い模様。

 

どうも老朽化により

継手から雨が染み込み

それが防水シートのAルーフィングでは

止水しきれずに

室内に漏っている模様です。

 

あと大きな原因が1つ。

 

太陽熱温水器が漏水していて

それも雨漏りに

何かしら貢献してる可能性があるな・・・

てな事を電話で感じとりながら

後日、現地調査。

 

2階建ての屋根ですので

オガサの得意技

「ドローン」を使って

屋根調査がスタートです。

 

周囲の安全を確認して

フライト開始!

 

ハイ!

僅か3分で原因確定です。

 

プロです。

仕事が早い!(笑)

 

継ぎ手には部分黒ズミも出てきているので

これは水が染み込んでいる証拠です。

 

加えてAルーフィングの寿命が

終わっていますね。

 

それが雨漏りの根本的な原因です。

 

この状態で

塗り替えリフォームを

される方が多いんですが

ちょいとお待ちを、、、

 

塗装でキレイに蘇るのは事実です。

でもそれで

本当に雨漏りは止まるんですか?

 

塗装は表面を綺麗にし

屋根材の保護と言う観念からは

素晴らしくて良いんですが

そもそも古くなった屋根材の

復活&修理にはなりません。

 

塗装リフォームは

比較的新しい屋根を

「シャッキ」に保つタメ

行う施工方法なんです。

 

 

では、また明日!

 

ガルバリウム鋼板屋根への葺き替えで
地震に強く、屋根遮熱工事で暑さ対策も行う
屋根リフォームと雨漏り修理専門の
【株式会社オガサ製工】小笠原孝彦
(おがさわらたかひこ)でした。

 

投稿者:

小笠原孝彦

小笠原孝彦(おがさわら・たかひこ)1970年高知県高知市朝倉生まれ 株式会社オガサ製工 代表取締役/一級建築施工管理技士/建築板金一級技能士/防災士/被災建築物応急危険度判定士 高知県を拠点に、ガルバリウム鋼板による遮熱・減災屋根のリーディングカンパニー「オガサ製工」を経営。法人向けには工場・倉庫・事業用施設の暑さ対策や屋根リニューアル、遮熱リフォームの分野で高い専門性を持ち、四国一円で施工実績を重ねています。 このブログでは、現場目線×経営者目線で、屋根の「プロが本音で語る情報」を毎週発信中。 「工場が暑すぎる…」「老朽化した屋根を直したい…」「でも業務は止めたくない」そんな法人様の悩みに寄り添いながら、これまでの建築技術とノウハウ、そして屋根から生まれる“価値ある改善”をお届けしています。