増築した屋根接合部の弱点

先週末はこの時期には珍しく

まとまった雨でしたね。

 

で、築45年の住宅。

 

瓦屋根の母屋に増築した

継ぎ目部分から雨漏りしている、

とのコト。

 

電話で状況を聞くだけで

屋根の取り合わせ部分が怪しいなと

分かります。

 

案の定、現場を確認すると

瓦屋根の下に瓦棒屋根が

メリ込んでいます。

 

進入口はココからだと判明。

 

軒先の瓦下をのぞき込むと

端部の処理がイマイチ。

木下地の広小舞が見えています。

 

こりゃ漏るだろう・・・

 

この際だからと瓦を一部剥ぐと

案の定、トタンの立ち上げが少ない。

 

高台にある南向きの屋根です。

台風時や大雨の時は変わらしたまで

雨は舞い込みますからね。

 

もう少し「板金水仕舞い」を

しっかりとしとかなきゃ、です。

 

更に瓦からも雨が入って

シミになってるじゃんか!

で、修理方法は?

 

瓦下に隠れる部分は

ガルバリウム鋼板でしっかりと

防水水切り処理をして、

あとはひび割れた瓦を2枚交換。

 

ちょっとした雨漏り、

サクサクっと修理しちゃいましょ。

 

そんな調査を横でズッと

見守っているヤツが居ました。

お邪魔しました♬

 

では、また明日!

 

ガルバリウム鋼板屋根への葺き替えで
地震に強く、屋根遮熱工事で暑さ対策も行う
屋根リフォームと雨漏り修理専門の
【株式会社オガサ製工】小笠原孝彦
(おがさわらたかひこ)でした。

投稿者:

小笠原孝彦

小笠原孝彦(おがさわら・たかひこ)1970年高知県高知市朝倉生まれ 株式会社オガサ製工 代表取締役/一級建築施工管理技士/建築板金一級技能士/防災士/被災建築物応急危険度判定士 高知県を拠点に、ガルバリウム鋼板による遮熱・減災屋根のリーディングカンパニー「オガサ製工」を経営。法人向けには工場・倉庫・事業用施設の暑さ対策や屋根リニューアル、遮熱リフォームの分野で高い専門性を持ち、四国一円で施工実績を重ねています。 このブログでは、現場目線×経営者目線で、屋根の「プロが本音で語る情報」を毎週発信中。 「工場が暑すぎる…」「老朽化した屋根を直したい…」「でも業務は止めたくない」そんな法人様の悩みに寄り添いながら、これまでの建築技術とノウハウ、そして屋根から生まれる“価値ある改善”をお届けしています。