大雪で銅板雨樋が壊れた!

vol.2012

今日は七草粥の日

 

年末年始の暴飲暴食で

疲れた身体を癒してくれる。

何とも理にかなった日でございます。

 

今は昼前ですが、まだ口の中には

朝に食ったお粥特有の「ねばり」が

少々残っています。

 

自分はコレがちと苦手です(笑)

 

 

ところで、残ると言えば、、、

昨年末の大雪も

まだ一部の地域で残っています。

 

なので豪雪だった

いの町、土佐市、日高村

佐川町、越知町などは

特に雨樋が破壊されていますね。

 

その中でも銅板雨樋の破損が

全体の1/3くらいはあるような

気がします。

(地域性もあるでしょうが・・・)

 

 

銅板雨樋ってその特性上

金属の中でも柔らかいんですよね。

 

ですから同じ金属製の雨樋でも

トタン、ガルバ、ステンレスより

ずっと強度がありません。

(少しデリケートなんです)

 

なので今回の豪雪では

雪の落下によってその多くが

ぶっ壊されています。

 

となると、、、

また銅板雨樋に掛け替えるっ

同じように雪が降れば

また壊れるじゃん!って

不安があると思いますが、、、

 

大丈夫です!

 

近年、銅板雨樋は

強度がかなりアップしました!

 

実は平成の最初の頃、

地域性や屋根の構造にもよりますが、

銅板雨樋は酸性雨に弱いと

解明されています。

 

ということで

現在の銅板雨樋は

表層(見える部分ね)こそ銅板ですが

内部の水が流れる部分は

ステンレスになっています。

(タニタハウジングウェアより引用)

 

なのでその硬度により

ひと昔の「純」銅板製より

随分と変形しにくくなりました。

 

また酸性雨でも

ステンレスの耐食性が

樋に穴を空けにくくなっています。

 

銅板雨樋を取り付ける建物は

その屋根の構造上どうしても

樋の固定金具のピッチが離れてしまいますが、

このステンレスを芯材にした

ハイブリッド製銅雨樋なら

そんなコトも少し解消されています。

 

しかし雪が心配な地域や

強風の地域は固定金具ピッチを

立地条件に合わせなくちゃダメです!

 

 

こんな風に雨樋工事ってのは

時代に合った・・・

建物の屋根に合った・・・

 

雨樋をチョイスしそして

立地に適応させた施工がポイントです。

 

 

さて、今日は朝のうち

少し雨が降っていました。

 

残った雪を溶かしてくれるのは

ありがたいのですが、、、

 

ただ雨樋の破損がますます

気になりだします。

 


それではまた。

 

 

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小笠原孝彦(おがさわらたかひこ)でした。

投稿者:

小笠原孝彦

株式会社オガサ製工 代表取締役 1970年高知県高知市朝倉生まれ ガルバリウム鋼板屋根の製作施工と遮熱技術で、工場や倉庫の暑さ対策を行っています。 そして南海地震対策のひとつなる住宅屋根の軽量化をガルバリウム鋼板で推進し、あわせて雨漏り修理も専門分野です。 一般社団法人 地震倒壊死から命をまもる建築専門家協会(地命協)代表理事 近年必ず起こる「南海トラフ地震」発生時に、建物倒壊による悲惨な圧死・窒息死を少しでも減らし、また速やかに避難することで、津波や火災から命を守る情報を建築専門家が発信しています。