コンクリートの屋根にもガルバリウム鋼板。

今日は天気予報通りの雨。

 

この時期にしては結構降りましたね。

 

ずっと良い天気でしたが

この雨で寒さもグッと増してくるでしょう。

 

明日はまだ最低気温も10℃を超えていますが

週後半からは冬の寒さになりそうです。

 

さて、南国市で

消防出張所の新築工事を行っていまして、、、

 

オガサはそこで

今、主流の立て平葺き

ガルバリウム鋼板の屋根を葺いています。

コンクリート製の屋根ですから

ドリルで穴を穿孔し

金属拡張アンカーにて

立て平葺きを固定していきます。

 

この時に大事なポイントが

アンカーの長さなんです。

 

コンクリートの屋根は

その表面の不陸を均すために

約40㍉ほどモルタルを打ちます。

 

この厚さをしっかりと確認し

強度が弱いモルタルを貫通して

躯体コンクリートへしっかりと

アンカーを固定しないと

屋根の耐風圧は上がりません。

 

見た目では分かりにくい

均しモルタルですが

ここ、非常に大事なポイントです。

 

コンクリート屋根でできている

アスファルトシングル葺きのリフォームなんかでも

この躯体コンクリートへの固定強度は

必ず専用の強度測定器でチェックしなきゃです。

 

大体で、

やられる業者が多いそうですが・・・

 

ところで、現場では

立て平葺きのジョイント部分

「カシメ」の作業 に

工具が足場の竪柱に使え、

職人さんは

施工が難儀しています(T-T)

下屋根施工あるあるですが(笑)

 

ところで

せっかく葺いた新規の屋根を

黄砂が汚しやがった!

 

チクショー!

 

因みに秋の黄砂飛来は珍しく

6年ぶりだそうです。

 


それではまた。

 

ガルバリウム鋼板屋根への葺き替えで
高知の地震や災害に強く、
遮熱屋根工事で暑さ対策も行う
雨漏り修理と屋根リフォーム専門。
高知の【株式会社オガサ製工】
小笠原孝彦(おがさわらたかひこ)でした。

投稿者:

小笠原孝彦

小笠原孝彦(おがさわら・たかひこ)1970年高知県高知市朝倉生まれ 株式会社オガサ製工 代表取締役/一級建築施工管理技士/建築板金一級技能士/防災士/被災建築物応急危険度判定士 高知県を拠点に、ガルバリウム鋼板による遮熱・減災屋根のリーディングカンパニー「オガサ製工」を経営。法人向けには工場・倉庫・事業用施設の暑さ対策や屋根リニューアル、遮熱リフォームの分野で高い専門性を持ち、四国一円で施工実績を重ねています。 このブログでは、現場目線×経営者目線で、屋根の「プロが本音で語る情報」を毎週発信中。 「工場が暑すぎる…」「老朽化した屋根を直したい…」「でも業務は止めたくない」そんな法人様の悩みに寄り添いながら、これまでの建築技術とノウハウ、そして屋根から生まれる“価値ある改善”をお届けしています。