ドヒャー!屋根が「大サビ」じゃん!

青空が久しく現れ
やっと夏らしい空ですね。

もう9月ですが。。。

今朝の朝刊にも
この夏の高知は、7月8月の晴天が
非常に少ないと記事が出てましたし
高知気象台の日々のデーターを見ると
日照時間の少なさは、ずば抜けです。

まだまだ秋雨前線が
日本付近をずっと上がったり下がったりしてますので
天気は安定しませんね。

おまけに南からは台風が迫っていますので
この週末はまた少し西日本に
影響があるでしょうか。

さて、高知市内の企業さんから
屋根雨漏り修理の問い合わせがありまして
現地調査に行ってました。

3階建ての屋根ですので
ハシゴで上がるなんてこともできず、
従来だったら高所作業車をリースして
5万円ほど費用負担を頂き
屋根の調査を行っていました。

が、今回

「オガサドローン」にて高所作業車も使わずに
屋根の調査を行ってきました。

オーナーさんは20年ほど前に
屋根塗装を含めたリフォーム済みのこの事務所を
購入したそうです。
で、ここ最近、雨漏りが発生したので
雨漏り調査も兼ねて
全体的な老朽化の調査をオガサに頂きました。

ドローンで
モニターに映し出された屋根を見てみると・・・

ドヒャー!

屋根真っ赤!!!

塗膜がほとんど無くなり、赤サビの一面です。

ルーフデッキの固定ボルトも
全域シーリングで雨漏り処置をしています。

築30年弱の建物ですが、
老朽化が結構進んでいますね。

新築当時、屋根材はカラー亜鉛鉄板(トタン)から
ガルバリウム鋼板への移行時期でしたので
この屋根の素材は間違いなく前者ですね。

オーナーさんは当初、
雨漏り修理と一部を少しリフォームする予定でしたが、
屋根を最優先で改修するプランに決定しました。

このままだと、
屋根の雨漏りはもっとヒドくなり
そして鉄骨等の下地材も
腐食が一気に進むでしょう。

築年数から言うと
この際にしっかりとリフォームしておけば
あと20年以上はメンテ不要で
長期に渡って安心ですからね。

早速、屋根はカバールーフで
施工プランを立てていましたが、
3階の部屋は夏場にエアコンが効きにくく、
こじゃんと暑い!!!

とのことで、その対策も兼ねて
「エコ遮熱ルーフ」で
提案&見積もりをさせて頂いきました。

このように・・・
気軽に見ることができない
高所の屋根って
どれぐらい老朽化が進んでいるか分かりません。

やはり定期的に点検を行い、
何も無ければ安心で、
もしも老朽化が始まっていれば
計画的にメンテ工事を行うことで
屋根を始め、建物全体の耐久性は大幅に伸びます。

建物全体の耐久性の7割は
屋根で決まりますからね。。。

では、また明日!

ガルバリウム鋼板屋根への葺き替えで
地震に強く、
遮熱工法で暑さ対策も行う
屋根リフォームと雨漏り修理専門の
【株式会社オガサ製工】小笠原孝彦
(おがさわらたかひこ)でした。

投稿者:

小笠原孝彦

小笠原孝彦(おがさわら・たかひこ)1970年高知県高知市朝倉生まれ 株式会社オガサ製工 代表取締役/一級建築施工管理技士/建築板金一級技能士/防災士/被災建築物応急危険度判定士 高知県を拠点に、ガルバリウム鋼板による遮熱・減災屋根のリーディングカンパニー「オガサ製工」を経営。法人向けには工場・倉庫・事業用施設の暑さ対策や屋根リニューアル、遮熱リフォームの分野で高い専門性を持ち、四国一円で施工実績を重ねています。 このブログでは、現場目線×経営者目線で、屋根の「プロが本音で語る情報」を毎週発信中。 「工場が暑すぎる…」「老朽化した屋根を直したい…」「でも業務は止めたくない」そんな法人様の悩みに寄り添いながら、これまでの建築技術とノウハウ、そして屋根から生まれる“価値ある改善”をお届けしています。