台風に強い屋根をつくる。

昨日のオガサは

アイドリングからの

暖気運転Dayでした。

 

朝から丸1日を使って

年始のミーティングです。

 

今日から安全且つ

バキバキに仕事ができるように

正月モードの頭と身体を

仕事モードにリセット。

 

そして軽やかに通常業務をスタートです!

 

 

さて、昨日のミーティングでは

安全講習も同時に行いましてね。

 

その中で、風に対する屋根の施工ポイントを

自分が担当して改めて解説したんですよ。

 

近年相次ぐ台風で

多くの住宅や工場をはじめ

ありとあらゆる建物が強風により

大きなダメージを受けましたからね。

 

高知は屋根の耐風圧設計も

日本トップクラスの強度設計をしていますので

そこいらの台風でブッ壊れるなんて

野暮なコトは起きません。

(劣化していれば、別ね。。。)

 

しかし、最近では高知も

台風の直撃を受けなくなり

自分ら屋根専門業者も

建物に対する強度意識が

少し劣ってきたかも?です。

 

そこで昨年秋に視察した

千葉県の台風被災を例に

屋根形状による風荷重の数値を

もう一度、

工事部と工務監督とで復習です。

計算式を基に

屋根にはどのようなカタチで

風による外圧(正圧と負圧)の影響があるか?

どれくらいの力が掛かっているか?

力の単位「N/㎡」で確認し合いました。

 

屋根形状や高さにより各部位では

1.2〜3.2倍の風圧力が変わりますからね。

強い屋根を作るには

技能や技術はモチロン大事ですが

知識も非常に大事なんです。

 

では、また明日!

 

ガルバリウム鋼板屋根への葺き替えで

地震に強く、遮熱工法で暑さ対策も行う

屋根リフォームと雨漏り修理専門の

【株式会社オガサ製工】小笠原孝彦

(おがさわらたかひこ)でした。

投稿者:

小笠原孝彦

小笠原孝彦(おがさわら・たかひこ)1970年高知県高知市朝倉生まれ 株式会社オガサ製工 代表取締役/一級建築施工管理技士/建築板金一級技能士/防災士/被災建築物応急危険度判定士 高知県を拠点に、ガルバリウム鋼板による遮熱・減災屋根のリーディングカンパニー「オガサ製工」を経営。法人向けには工場・倉庫・事業用施設の暑さ対策や屋根リニューアル、遮熱リフォームの分野で高い専門性を持ち、四国一円で施工実績を重ねています。 このブログでは、現場目線×経営者目線で、屋根の「プロが本音で語る情報」を毎週発信中。 「工場が暑すぎる…」「老朽化した屋根を直したい…」「でも業務は止めたくない」そんな法人様の悩みに寄り添いながら、これまでの建築技術とノウハウ、そして屋根から生まれる“価値ある改善”をお届けしています。