銅屋根は製作もオモロイ!

先週、出展していた展示会。

さすが広島です。

お好み焼きソースメーカーさんも
数社出展していました。

高知では見ないメーカーさんから
是非!と、試供品で頂いたソースがこれまた旨い!

 

昨夜ポテサラにタラリと掛けたら

超絶品でした。(笑)

 

次こそは

お好み焼き(関西風しか作れんけど)に

掛けんと失礼ですね。

 

 

 

さて、今オガサでは

銅板葺の屋根を修復しています。

約100年前に葺かれた銅板の屋根は

一枚一枚手作り加工。

そしてリブ波が入っています。

おそらく、、、

モノが今ほど

豊かじゃありませんでしょうから

コスト削減の為に薄くして

リブで強度を保ったンでしょう。

 

そして銅板は熱膨張率が大きいので

伸縮吸収目的もありますね。

 

あとは意匠性。

初期の銅板は光沢があるために

歪みがかなり目立ってしまいますが

リブを入れることで乱反射して

歪みが目立ちませんからね。

 

 

しかし、このリブを入れる機械は

もうこの世にありません。

 

どうやってこのリブを再現するか???

 

考えた末に

別の用途で成型している

機械の一部を利用しよう!と。

 

まず、銅板を切り出し

機械に掛けるコトで一瞬にして

リブ波加工ができました!

そして「バッタ」と呼ぶ

手折り器具に設置して

継ぎ手のハゼを加工していきます。

この銅屋根材は

全部で1000枚強必要ですから、、、

残り980枚ほどです。(笑)

 

ガンバレ!

加工担当さんと職人さん。

 

では、また明日!

 

ガルバリウム鋼板屋根への葺き替えで

地震に強く、遮熱工法で暑さ対策も行う

屋根リフォームと雨漏り修理専門の

【株式会社オガサ製工】小笠原孝彦

(おがさわらたかひこ)でした。

投稿者:

小笠原孝彦

株式会社オガサ製工 代表取締役 1970年高知県高知市朝倉生まれ ガルバリウム鋼板屋根の製作施工と遮熱技術で、工場や倉庫の暑さ対策を行っています。 そして南海地震対策のひとつなる住宅屋根の軽量化をガルバリウム鋼板で推進し、あわせて雨漏り修理も専門分野です。 一般社団法人 地震倒壊死から命をまもる建築専門家協会(地命協)代表理事 近年必ず起こる「南海トラフ地震」発生時に、建物倒壊による悲惨な圧死・窒息死を少しでも減らし、また速やかに避難することで、津波や火災から命を守る情報を建築専門家が発信しています。