茅葺き屋根のリフォームにも最適です。

今日は夏至。

昼間がイチバン長い日ですね

 

1週間程前にピークを迎えた

夜明けの時間は

もう少しすれば徐々に遅くなり、

日の入りは逆に、まだまだ遅くなります。

 

そんな夏至といえば

冷やしそうめんが旨くなる時期ですね。

 

まぁ 自分はそうめんより

冷やむぎが好きですけどね。

 

ところで、県内外問わず山間部に行くと

平屋なのに2階建て?のような・・・

でも、2階建てじゃない

急勾配の高い屋根をよく見かけます。

 

実はこれって

茅葺き屋根を

リフォームした屋根なんですよ。

 

今の時代、

茅はその材料を手配するのも一苦労ですし

葺く職人さんも激減していますから

修理や葺き替えは非常にムズカシイ。

 

そこで軽くて丈夫な金属屋根に

葺き替えているんですね。

 

殆どの元茅葺き屋根は。

 

昭和の時代にリフォームした屋根は

トタン(亜鉛メッキ鋼板)でして

平成になるとほぼガルバリウム鋼板で

屋根を葺き替えています。

 

田舎で古くからある建物ですから

やはり日本の文化や景観に合うのは

瓦なんでしょうが、、、

どうにもその重量は

古い茅葺き屋根の構造体には

かなりの負担となります。

 

そこで金属屋根の

ガルバリウム鋼板なんです!

 

何せ!瓦の1/7の重量ですからね。

 

100年以上前に建てられていますから

構造的にも現代の木造家屋より

どうしても弱い設計ですので

重量級の屋根を葺くと

もう耐えれないんですよ。

 

ガルバリウム鋼板の屋根って

軽くて地震に強いのはもちろんですが

メチャ古い木造家屋では

普段の生活でも梁や柱や基礎に負担をかけない

優しい素材、

いわゆるダイエット素材なんですね。

 

さて、今日は父の日。

 

いつものお寿司屋さんで

「折り」をチョイと奮発して

実家へ行ってみようっと。

 

では、また明日!

 

ガルバリウム鋼板屋根への葺き替えで

地震に強く、遮熱工法で暑さ対策も行う

屋根リフォームと雨漏り修理専門の

【株式会社オガサ製工】小笠原孝彦

(おがさわらたかひこ)でした。

 

投稿者:

小笠原孝彦

株式会社オガサ製工 代表取締役 1970年高知県高知市朝倉生まれ ガルバリウム鋼板屋根の製作施工と遮熱技術で、工場や倉庫の暑さ対策を行っています。 そして南海地震対策のひとつなる住宅屋根の軽量化をガルバリウム鋼板で推進し、あわせて雨漏り修理も専門分野です。 一般社団法人 地震倒壊死から命をまもる建築専門家協会(地命協)代表理事 近年必ず起こる「南海トラフ地震」発生時に、建物倒壊による悲惨な圧死・窒息死を少しでも減らし、また速やかに避難することで、津波や火災から命を守る情報を建築専門家が発信しています。