危険な暑さを計ってみる。

この暑さを利用して(?)

いろんな屋根材の温度変化を

測定してみました。

 

晴天の中、朝9時から

午後3時くらいまで、

事務所で仕事しながらなんで

少し「雑」です(笑)

 

思いつきで始め

簡易的なセッティングでの測定なので

確実性には少々乏しい実験です。

 

そして、屋根材違えど

同じ合板の上に設置しての測定ですから

合板自体の熱影響があります。

 

また、実験体が小さいので

周りの影響を受けやすいし

誤差も相当あるのを覚悟の上での

検証結果でございます。

 

 

結論。

日本瓦は他と比べて若干温度が低い。

(さすが日本の伝統技術)

 

その成分でしょうかね?

分かりませんが。

 

で、ガルバは金属なので

確かに温度は高く50℃超えです。

 

そのガルバより10℃以上高いのが

カラーベストコロニアルです。

66℃です。

 

このことからガルバ(トタン)が熱いってのは

誤解されているイメージがあります。

 

瓦やカラーベストは

必ず野地板の上に葺く屋根材です。

 

一方、ガルバの屋根は鉄骨やタルキなど

野地板無しの骨組み状態で

屋根を葺けるんですよ。

 

そもそも構造が違うので

 

そりゃ屋内の温度は変わります。

 

てな感じで、

この夏の危険な暑さを利用して

もう少し色んな屋根の温度を計って

暑さから人を守る

屋根つくりをしていきます。

 

では、また明日!

 

ガルバリウム鋼板屋根への葺き替えで
地震に強く、屋根遮熱工事で暑さ対策も行う
屋根リフォームと雨漏り修理専門の
【株式会社オガサ製工】小笠原孝彦
(おがさわらたかひこ)でした。

投稿者:

小笠原孝彦

小笠原孝彦(おがさわら・たかひこ)1970年高知県高知市朝倉生まれ 株式会社オガサ製工 代表取締役/一級建築施工管理技士/建築板金一級技能士/防災士/被災建築物応急危険度判定士 高知県を拠点に、ガルバリウム鋼板による遮熱・減災屋根のリーディングカンパニー「オガサ製工」を経営。法人向けには工場・倉庫・事業用施設の暑さ対策や屋根リニューアル、遮熱リフォームの分野で高い専門性を持ち、四国一円で施工実績を重ねています。 このブログでは、現場目線×経営者目線で、屋根の「プロが本音で語る情報」を毎週発信中。 「工場が暑すぎる…」「老朽化した屋根を直したい…」「でも業務は止めたくない」そんな法人様の悩みに寄り添いながら、これまでの建築技術とノウハウ、そして屋根から生まれる“価値ある改善”をお届けしています。