「雨」はトコロによりミカタ。

今日は久しぶりに

市内から東へ1時間。

 

安芸市へ行っておりました。

 

東部自動車道を走れば

随分と、、、迄はいきませんが

少し近くなった安芸。

 

その安芸と言えば

阪神タイガースですが、

野球はあまり縁がないもので

それはさておき・・・

 

安芸漁港には

日本一高い防波堤があります。

海面から16mの高さは

近寄れば壁ってより

もっと迫力がありますね。

 

さて、そんなドデカい堤防のある街は

やはり台風時には波がゴツい!

 

そして潮風もハンパない。

だから塩害もまぁまぁ酷い。

 

塩害は波しぶきが霧状になり

風に運ばれて

内陸部の建物や機械なんかの金属を

短期で腐食させる現象です。

 

ですから古いトタン壁のお宅なんかも

サビが多いですね。

 

コレは一般的なガルバリウム鋼板でも

残念ながらサビは発生します。

 

スーパーガルバリウム鋼板等

更に高耐久な材料じゃないと

モチません。

 

ステンレスのヘアーラインなんかも

即効でサビらせますからね。

 

でもね、この塩害地域でも

比較的サビが少ない建物もあります。

 

それは屋根も壁も

雨が良く掛かる建物(部位か?)です。

 

よく雨に当たれば

腐食が早くなりそうですが

実は表面の付着物を

雨が洗い流してくれるんですね。

 

塩害防止には水洗いが一番ですが

その代表が天然のシャワー

「雨」なんですよ。

 

雨って憎まれ役が多いモノですが

自然界にも建物にも

必要なモノなんです。

 

では、また明日!

 

ガルバリウム鋼板屋根への葺き替えで
地震に強く、屋根遮熱工事で暑さ対策も行う
屋根リフォームと雨漏り修理専門の
【株式会社オガサ製工】小笠原孝彦
(おがさわらたかひこ)でした。

 

投稿者:

小笠原孝彦

株式会社オガサ製工 代表取締役 1970年高知県高知市朝倉生まれ ガルバリウム鋼板屋根の製作施工と遮熱技術で、工場や倉庫の暑さ対策を行っています。 そして南海地震対策のひとつなる住宅屋根の軽量化をガルバリウム鋼板で推進し、あわせて雨漏り修理も専門分野です。 一般社団法人 地震倒壊死から命をまもる建築専門家協会(地命協)代表理事 近年必ず起こる「南海トラフ地震」発生時に、建物倒壊による悲惨な圧死・窒息死を少しでも減らし、また速やかに避難することで、津波や火災から命を守る情報を建築専門家が発信しています。