快晴の中、スレート屋根の雨漏り調査。

抜けるような快晴。

 

こんな天気がずっと続くと

アウトドアに分類される

屋根工事(笑)をはじめ

ツーリングも登山もキャンプも

楽しいものです。

 

そんな快晴の中、

雨漏りに悩まれている工場さんへ

ドローンを飛行させて屋根調査。

 

ウチのドローンは

ズーム機能が優れてているので

機体を屋根ギリギリまで接近させ

そこからズームすると

実際に屋根上からの撮影と

何ら違いはありません。

 

さて、こちらは

築年数40年弱のスレート屋根です。

 

見て分かるほどの破損はありませんが

経年劣化による雨漏りの原因は

ハッキリと確認できました。

 

まず、フックボルトのパッキンの劣化。

 

もう硬化しまくって

防水性はほぼありません。

 

そしてジョイント部分の堆積物。

これが雨水の流れを堰き止めて

吸い込みを加速させています。

これって表面だけでなく

重ね部分の内部にも蓄積しているので

余計に吸い込みが多いんですよ。

(毛細管現象です。)

 

こうなれば洗浄して塗装を施しても

まぁ雨漏りは止まりませんね。

(一時的には止まりますが)

 

そこで現状の屋根をそのままにして

新たに新規屋根を葺き重ねる、

ガルバルーフカバー工法のご提案です。

 

これなら古い屋根を剥がさないので

工場内は通常通り

稼働させることができます。

 

それと撤去処分費用が不要なので

低コストで

オマケに短工期で

リフォームが可能なんです。

 

では、また明日!

 

ガルバリウム鋼板屋根への葺き替えで
地震に強く、屋根遮熱工事で暑さ対策も行う
屋根リフォームと雨漏り修理専門の
【株式会社オガサ製工】小笠原孝彦
(おがさわらたかひこ)でした。

投稿者:

小笠原孝彦

小笠原孝彦(おがさわら・たかひこ)1970年高知県高知市朝倉生まれ 株式会社オガサ製工 代表取締役/一級建築施工管理技士/建築板金一級技能士/防災士/被災建築物応急危険度判定士 高知県を拠点に、ガルバリウム鋼板による遮熱・減災屋根のリーディングカンパニー「オガサ製工」を経営。法人向けには工場・倉庫・事業用施設の暑さ対策や屋根リニューアル、遮熱リフォームの分野で高い専門性を持ち、四国一円で施工実績を重ねています。 このブログでは、現場目線×経営者目線で、屋根の「プロが本音で語る情報」を毎週発信中。 「工場が暑すぎる…」「老朽化した屋根を直したい…」「でも業務は止めたくない」そんな法人様の悩みに寄り添いながら、これまでの建築技術とノウハウ、そして屋根から生まれる“価値ある改善”をお届けしています。