強風に負けない屋根つくり

今日1228日は今から34年前

山陰本線の旧余部鉄橋から

走行中の列車が突風で転落した日。

 

当時、自分は16才。

なぜだか記憶に残っているのよね。。。

 

DD51が牽引する回送列車が

日本海からの最大風速約33/s

突風にあおられて

機関車以外の客車7両が約40m落下。

 

多くの犠牲者が出た

何とも痛ましい事故。

 

 

さて、事故の内容はさておき

屋根も強風とは避けては通れない

関係でございます。

 

まず、高知は言わずと知れた

強風地域でございます。

 

国土交通省によると高知市は

基準風速38/s

全国トップクラスの強風指定地域です。

 

ちなみに室戸は

もう1ランク上の40/s区域に入ります。

 

その基準風速に基づき

様々な屋根を

立地条件からはじまり

建物の構造を含めて

耐風圧性能が達しているか?

 

屋根材の選定からその形状、

そしてガルバリウム鋼板の板厚から

ビスの選定、その留め付けピッチまで、、、

強い屋根をつくる為

物件毎に屋根を計算して

工事の計画を立てています。

 

 

 

 

ところで

余部鉄橋って行ったことあります?

 

自分は20代の時にツーリングで行きましたね。

山から山へ谷を渡していた鉄橋。

 

1912年(明治45年)に完成し

100年に渡り列車を渡した

鋼製トレッスル橋でした。

 

その独特な構造と鮮やかな朱色は

非常に美しく

高知からわざわざでも

見に行く価値が大きい鉄橋でしたね。

 

近代土木遺産としても

指定されていましたし

鉄道ファンじゃ無くても

観光地的に、かなりの

人気があったそうです。

 

でも、、、

地元ならではの色々ゴトがあり

老朽化も含めて現在では

エクストラドーズドPC橋に

架け替えられております。

 

 

では、また明日!

 

ガルバリウム鋼板屋根への葺き替えで
地震に強く、屋根遮熱工事で暑さ対策も行う
屋根リフォームと雨漏り修理専門の
【株式会社オガサ製工】小笠原孝彦
(おがさわらたかひこ)でした。

 

 

投稿者:

小笠原孝彦

株式会社オガサ製工 代表取締役 1970年高知県高知市朝倉生まれ ガルバリウム鋼板屋根の製作施工と遮熱技術で、工場や倉庫の暑さ対策を行っています。 そして南海地震対策のひとつなる住宅屋根の軽量化をガルバリウム鋼板で推進し、あわせて雨漏り修理も専門分野です。 一般社団法人 地震倒壊死から命をまもる建築専門家協会(地命協)代表理事 近年必ず起こる「南海トラフ地震」発生時に、建物倒壊による悲惨な圧死・窒息死を少しでも減らし、また速やかに避難することで、津波や火災から命を守る情報を建築専門家が発信しています。