震災を教訓に・・・

6400人を超える方が亡くなった

阪神淡路大震災から昨日で、丸26年。

 

その死因の8割以上は

建物倒壊が原因でした。

 

しかし、あれから26年経っても

高知県内には耐震が必要な住宅が

まだ5000棟以上もあります。

 

近い未来に必ず起こる南海地震は

数カ所で誘発地震が起き

南海トラフ地震として巨大化する可能性が

非常に大きいと云われていますよね。

 

 

そんなこんなで

住宅の構造と耐震機能が

一目瞭然で分かる模型を

行政からお借りしてきました。

 

これを参考に

少しアレンジも加えて

建物倒壊と耐震補強の関連を

少しでも見える化しようって

企みです。

 

少し耐震補強をすれば

どのように家屋は揺れ方が変わるのか?

 

また屋根の重量が揺れに

どのような影響を与えているかを

簡単に見える化です。

 

耐震設計士とウチの監督とで

あーでもない、こーでもないって

意見を戦わせています。

壁に筋交いを増設すれば

揺れに強いのは分かっています。

 

ですが、やはり屋根の軽さって

家の構造が同じならば

揺れによる倒壊は大きく軽減できます。

 

屋根は建物の性能を

7割決めると云われていますので

先ずは日常の風雨や

台風による暴風雨から

家を守る屋根にし、

そして地震の揺れにも

屋根と壁で備える。

 

コレだと思うんですよ。

 

地震ってどうしても

非日常的な自然現象です。

 

模型で少しでもリアリティが出ればと

模索中でございます。

 

では、また明日!

 

ガルバリウム鋼板屋根への葺き替えで
地震に強く、屋根遮熱工事で暑さ対策も行う
屋根リフォームと雨漏り修理専門の
【株式会社オガサ製工】小笠原孝彦
(おがさわらたかひこ)でした。

投稿者:

小笠原孝彦

小笠原孝彦(おがさわら・たかひこ)1970年高知県高知市朝倉生まれ 株式会社オガサ製工 代表取締役/一級建築施工管理技士/建築板金一級技能士/防災士/被災建築物応急危険度判定士 高知県を拠点に、ガルバリウム鋼板による遮熱・減災屋根のリーディングカンパニー「オガサ製工」を経営。法人向けには工場・倉庫・事業用施設の暑さ対策や屋根リニューアル、遮熱リフォームの分野で高い専門性を持ち、四国一円で施工実績を重ねています。 このブログでは、現場目線×経営者目線で、屋根の「プロが本音で語る情報」を毎週発信中。 「工場が暑すぎる…」「老朽化した屋根を直したい…」「でも業務は止めたくない」そんな法人様の悩みに寄り添いながら、これまでの建築技術とノウハウ、そして屋根から生まれる“価値ある改善”をお届けしています。