カラーベストって、カバーできるってよ!

9月が終わりますね。

で、今年も残り3ヶ月です。

 

しかし、こうも蒸し暑いと

一向にその気になりませんがね。

しかし、、、

畔に咲く彼岸花とコオロギの鳴き声を聞けば

秋はすぐそこ。

 

ガラにも無いですが(笑)

 

 

さて、平成時代(初期)の住宅屋根と言えば、

カラーベスト(コロニアル)でした。

新興住宅地に立つその比率は

6割を超えていたでしょうね。

 

窯業系の建材が一生を風靡し、

屋根はカラーベスト

外壁はサイディング仕様の住宅が圧倒的でした。

 

ガルバリウム鋼板自体が珍しく

まだ、カラー鉄板(いわゆるトタン)が

金属屋根の主流の時代。

 

なので、トタンは錆びるイメージがあり

耐候性の良いカラーベストの住宅屋根が

非常に多かった平成前期の住宅建築事情。

 

あれから30年。。。

 

そのカラーベストも

築年数が2030年経っていますので

そろそろ何らかの形で

メンテナンスが必要になっています。

 

基材は石綿スレート屋根材ですので

高耐久なんですが

当時のトップコート(表面塗装)は

長持ち性はイマイチ。

 

そのカラーベスト屋根のリフォームで

良く聞かれるのが、

「えっ!剥がずに

 新規リフォームができるんですか!?」ってコト。

 

実はカバールーフは簡単に行えます。

 

この事実は意外に知られていなくて

一般の方々なんて、ほとんど知られていません。

 

また、プロの建築設計士でも知らない方が非常に多いんです。

 

古いカラーベストを撤去して、

新しく屋根を葺くのはとてもGoodですよ。

 

しかし、新耐震基準で建築している住宅の

カラーベスト屋根の重量なんてたかが知れています。

 

そこへガルバリウム鋼板カバールーフを被せても

家の耐力的には問題はありません。

(築年数や構造によりますが、一般的には)

 

逆に剥がないことで

  • 撤去、処分費が不要でコストダウンになる。
  • 工事中の天候にシビアにならなくても良い。
  • 撤去時のアスベスト飛散を阻止できる。

など、メリットはまだまだあります。

 

カラーベスト屋根のリフォームなら

カバールーフがベストですね!

 

では、また明日!

ガルバリウム鋼板屋根への葺き替えで
地震に強く、遮熱工法で暑さ対策も行う
屋根リフォームと雨漏り修理専門の
【株式会社オガサ製工】小笠原孝彦
(おがさわらたかひこ)でした。

投稿者:

小笠原孝彦

小笠原孝彦(おがさわら・たかひこ)1970年高知県高知市朝倉生まれ 株式会社オガサ製工 代表取締役/一級建築施工管理技士/建築板金一級技能士/防災士/被災建築物応急危険度判定士 高知県を拠点に、ガルバリウム鋼板による遮熱・減災屋根のリーディングカンパニー「オガサ製工」を経営。法人向けには工場・倉庫・事業用施設の暑さ対策や屋根リニューアル、遮熱リフォームの分野で高い専門性を持ち、四国一円で施工実績を重ねています。 このブログでは、現場目線×経営者目線で、屋根の「プロが本音で語る情報」を毎週発信中。 「工場が暑すぎる…」「老朽化した屋根を直したい…」「でも業務は止めたくない」そんな法人様の悩みに寄り添いながら、これまでの建築技術とノウハウ、そして屋根から生まれる“価値ある改善”をお届けしています。