捲れば見えない事実が分かる。

5月になっちゃいました。

 

んで、月が変わって

カレンダーを捲るのが好きです、私。

 

自宅は日本百名山カレンダー

事務所はWWⅡ戦闘機カレンダーと

蒸気機関車カレンダー

 

そんなこんなで、、、

今月は何(何処)かな~?なんて、

月が変った朝、

3つのカレンダーを捲っています。

 

夜明け前から

ニヤついたりしていますので

マニア的変態が丸出しです。(笑)

 

 

さて、「捲る」と言えば

雨漏りによる屋根の葺き替えでは

まず瓦を捲り(剥ぎ)ます。

 

棟瓦を撤去して

上部から下部へと

古い瓦を捲っていくのですが

その際、雨漏りの全容が分かります。

 

パッと見た目では何も異常が無い

古くなった瓦屋根。

 

ですがね、、、

屋根の専門家は分かりますよ。

 

重ね代から

雨水を吸い込んでいるのが・・・

 

古くなると瓦自体が痩せて

微妙に隙間ができるんですが

その隙間自体は雨漏りに

然程影響はありません。

(下葺防水シートがシャッキの場合ね)

 

問題はソコに苔が生えたり

塵や砂埃が溜まって

雨水を吸い込んでた場合。

 

吸い上げて確実に漏ります。

 

それでも下葺防水シートが機能していれば

室内へはまず、漏ることはありません。

 

しかし瓦がそんな状態なら

下葺防水シートも

劣化している場合が多いんですね。

カレンダーは捲ると

新しい月が始まりますが

古くなって雨漏りしている瓦を捲ると

表層からは想像できない

雨漏りの現実が分かります。

 

では、また明日!

 

ガルバリウム鋼板屋根への葺き替えで
地震に強く、屋根遮熱工事で暑さ対策も行う
屋根リフォームと雨漏り修理専門の
【株式会社オガサ製工】小笠原孝彦
(おがさわらたかひこ)でした。

投稿者:

小笠原孝彦

株式会社オガサ製工 代表取締役 1970年高知県高知市朝倉生まれ ガルバリウム鋼板屋根の製作施工と遮熱技術で、工場や倉庫の暑さ対策を行っています。 そして南海地震対策のひとつなる住宅屋根の軽量化をガルバリウム鋼板で推進し、あわせて雨漏り修理も専門分野です。 一般社団法人 地震倒壊死から命をまもる建築専門家協会(地命協)代表理事 近年必ず起こる「南海トラフ地震」発生時に、建物倒壊による悲惨な圧死・窒息死を少しでも減らし、また速やかに避難することで、津波や火災から命を守る情報を建築専門家が発信しています。