スレート屋根の雨漏りが止まらない

vol.2077

昨日、朝は予報通りに雨。

昼からパッと晴れたと思ったら

また晩方からは雨。

 

こうやって

高知の短い春が終わり、

すんぐに夏がやってきますね。

 

さて、そんな雨が降る増えると

スレート屋根の雨漏りも増えてきます。

 

単純な構造の波形スレート屋根

 

スレート本体に穴を開けて

アスファルト系パッキンが付いた

6㍉のフックボルトで

鉄骨母屋に固定しています。

 

C型鋼とかL型アングルへね。

 

そんなスレート屋根も

30年、40年と経つと

そのパッキンのアスファルトが劣化して

防水性がなくなります。

 

屋根って全く動かないイメージがありますが

実は少々動いています。

 

寒暖の差から起こる熱伸縮で動きますし

工場の場合は機械の小さな振動から

天井クレーンの大きな振動まで

昼夜を問わず常に微妙に動いています。

 

その動きが

劣化して硬化したパッキンの止水性を破壊し

雨漏りが発生するんです。

 

こうなるとボルトやパッキンを

ピンポイントでシーリングとかしても

雨漏りはイタチゴッコで発生します。

 

築年数が30年を超えた

波形スレート屋根の雨漏りは

カバールーフで一網打尽に修理するのが

長期的に見て絶対にお勧めです。

 

それではまた。

 

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ガルバリウム鋼板屋根への葺き替えで
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雨漏り修理と屋根リフォーム専門。
高知の【株式会社オガサ製工】
小笠原孝彦(おがさわらたかひこ)でした。

投稿者:

小笠原孝彦

小笠原孝彦(おがさわら・たかひこ)1970年高知県高知市朝倉生まれ 株式会社オガサ製工 代表取締役/一級建築施工管理技士/建築板金一級技能士/防災士/被災建築物応急危険度判定士 高知県を拠点に、ガルバリウム鋼板による遮熱・減災屋根のリーディングカンパニー「オガサ製工」を経営。法人向けには工場・倉庫・事業用施設の暑さ対策や屋根リニューアル、遮熱リフォームの分野で高い専門性を持ち、四国一円で施工実績を重ねています。 このブログでは、現場目線×経営者目線で、屋根の「プロが本音で語る情報」を毎週発信中。 「工場が暑すぎる…」「老朽化した屋根を直したい…」「でも業務は止めたくない」そんな法人様の悩みに寄り添いながら、これまでの建築技術とノウハウ、そして屋根から生まれる“価値ある改善”をお届けしています。