その屋根って地震に大丈夫?

vol.2194

昭和の時代に流行った

屋根に設置する太陽熱温水器

 

うちの実家にも

その昔ありましたね

 

真夏なんて沸騰寸前まで湧き上がり

そのままじゃ熱すぎて

ぬるくしないと

風呂にも使えない高機能

 

また冬でもぬるま湯レベルまで

温められる高性能

 

自然のエネルギーを無駄なく使う

とってもエコな湯沸器です

 

今ときならSDGsって感じでしょうか

 

 

でも、この温水器の重さが

約300kgもあるって知っていました?

 

タンクの水が約200kg

システム自体で100kg弱

 

実はそんな重量級の

屋根上の設備なんです

 

現状の耐震基準の住宅に設置の場合は

この重量ってのは問題ないんんでしょうが

 

1981年以前、旧耐震の住宅に

設置されているなら、もしかすると

安全性の確認が必要かもしれません

 

300kgを超える温水器を

そもそも屋根に設置する計画で

設計していない住宅が多いんです

 

先月の能登地震では

旧耐震基準の脆弱で

屋根の重い住宅が多数倒壊しました

 

でも、住宅の高所を軽くするれば

地震での揺れを軽減でき

建物の柱や基礎へのダメージを

圧倒的に軽減できます

 

築年数が経過している住宅では

太陽光温水器の設置が適合化か?

 

確認するのは必須ですよw

 

それではまた。

 

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高知の【株式会社オガサ製工】
小笠原孝彦(おがさわらたかひこ)でした。

投稿者:

小笠原孝彦

株式会社オガサ製工 代表取締役 1970年高知県高知市朝倉生まれ ガルバリウム鋼板屋根の製作施工と遮熱技術で、工場や倉庫の暑さ対策を行っています。 そして南海地震対策のひとつなる住宅屋根の軽量化をガルバリウム鋼板で推進し、あわせて雨漏り修理も専門分野です。 一般社団法人 地震倒壊死から命をまもる建築専門家協会(地命協)代表理事 近年必ず起こる「南海トラフ地震」発生時に、建物倒壊による悲惨な圧死・窒息死を少しでも減らし、また速やかに避難することで、津波や火災から命を守る情報を建築専門家が発信しています。