断熱から遮熱の時代へ・・・

今日は九州で研修会でした。

(まだ、途中です。。。)

 

オガサアイテムの一つ、

エコ遮熱ルーフに使用している

アルミ製遮熱シートを取り扱う代理店が

全国から集まりましてね、

 

視察と研修会の2部構成で

会議が行われました。

 

まずは地元ビルダーさんが

屋根(外壁)に標準仕様としている

住宅のモデルハウス見学会です。

 

近年、住宅における断熱材での「熱ごもり」が

非常に問題になっています。

(実際に国交省は書面で

 沖縄地区で断熱材の使用を推薦していません。) 

 

その暑さ対策に

「断熱から遮熱へ」をキーワードとして

遮熱施工が増えていっている実態を

見せていただきました。

 

そりゃそうですよね。

 

僕らも実際に

エコ遮熱ルーフでアルミ製遮熱シートを使っていますが

(正直)気持ち悪いぐらいに

夏場の暑さが劇的に変わりますからね。

 

そして次に

工場など大型施設への採用状況を

中京地区の同業者大先輩から発表がありました。

 

国内大手の製造業、

そして自動車メーカーまで

この屋根における遮熱技術が

多々採用されている実態があります。

 

その講演での冒頭、

金属屋根でのグラスウール断熱材を使った

ダブルパック工法や

遮熱塗料や断熱塗料の猛暑対策における

現状報告がありました。

 

そして、チョイと前に大きなニュースとなった

東京オリンピック(五輪)の猛暑対策に

国や都が導入を進めている

「遮熱性舗装」が逆効果という

驚きの研究結果報告もありました。

 

これらの多くの不具合は

扱う事業者や技術者が

アイテムの少し間違った捉え方をしていて

起きた結果です。

 

熱力学は非常に奥が深く

難しいのですが、

基本さえ掴んでおけば

日常的な生活や事業レベルなら

暑さ対策・寒さ対策は可能なモノです。

 

熱移動の3原則は

伝導・対流・輻射ですよね。

 

で、夏場に建屋内が暑くなる原因の

75%がナント「輻射」。

 

その輻射熱の80%が

屋根を貫通して屋内に侵入してくるんですね。

 

その対策は・・・?

 

まず、屋根で行うのが最も効果的です。

で、空調はその次ですよ!

 

では、また明日!

 

ガルバリウム鋼板屋根への葺き替えで

地震に強く、遮熱工法で暑さ対策も行う

屋根リフォームと雨漏り修理専門の

【株式会社オガサ製工】小笠原孝彦

(おがさわらたかひこ)でした。

投稿者:

小笠原孝彦

株式会社オガサ製工 代表取締役 1970年高知県高知市朝倉生まれ ガルバリウム鋼板屋根の製作施工と遮熱技術で、工場や倉庫の暑さ対策を行っています。 そして南海地震対策のひとつなる住宅屋根の軽量化をガルバリウム鋼板で推進し、あわせて雨漏り修理も専門分野です。 一般社団法人 地震倒壊死から命をまもる建築専門家協会(地命協)代表理事 近年必ず起こる「南海トラフ地震」発生時に、建物倒壊による悲惨な圧死・窒息死を少しでも減らし、また速やかに避難することで、津波や火災から命を守る情報を建築専門家が発信しています。