濡れていても大丈夫ですよ!

南国高知でも

冬場になると霜が下ります。

 

そんな朝イチの屋根は

まだ、凍っていますので

ちょっとおっかなビックリ。

 

作業していると

足跡が付いていますが、

これは汚れではなくて

霜が溶けた跡です。

 

 

さて、こんな感じで

「湿っているのに

 屋根を葺いても大丈夫なの?」

なんて聞かれる場合が

時々あります。

 

結論は、、、大丈夫です!

 

確かに乾いているに

越したことはありませんが

さほど関係はありません。

 

屋根でも何でも

温度変化が起きると

結露が起きます。

 

屋根を葺いた後でも

アスファルトルーフィングの

表面には、結露って

しっかりと起きていますからね。

 

リフォームで屋根を撤去した際

結露でベタベタになっていますも。

 

でも、安心です。

 

そのための下葺に防水シートである

アスファルトルーフィングや

ゴムアスルーフィングを敷き込んでいます。

 

そして、ガルバリウム鋼板も

裏面にはしっかりと

防錆処理を行っています。

 

でね、普通に太陽の熱で

速効、乾くんですよ。

 

屋根を葺いたら密閉されて

もう湿気は逃げれないんじゃない?

て思うのは、人間の感覚であって

 

水蒸気はものすごく粒子が小さいので

屋根材の隙間やルーフィングの隙間から

平気で蒸発します。

 

そうじゃなかったら

ゴアテックスなんて機能的な素材は

存在しませんからね。

 

以上、まだ湿気があるのに

屋根を葺いても問題無い?

ってお話でした。

 

では、また明日!

 

ガルバリウム鋼板屋根への葺き替えで
地震に強く、屋根遮熱工事で暑さ対策も行う
屋根リフォームと雨漏り修理専門の
【株式会社オガサ製工】小笠原孝彦
(おがさわらたかひこ)でした。

 

投稿者:

小笠原孝彦

小笠原孝彦(おがさわら・たかひこ)1970年高知県高知市朝倉生まれ 株式会社オガサ製工 代表取締役/一級建築施工管理技士/建築板金一級技能士/防災士/被災建築物応急危険度判定士 高知県を拠点に、ガルバリウム鋼板による遮熱・減災屋根のリーディングカンパニー「オガサ製工」を経営。法人向けには工場・倉庫・事業用施設の暑さ対策や屋根リニューアル、遮熱リフォームの分野で高い専門性を持ち、四国一円で施工実績を重ねています。 このブログでは、現場目線×経営者目線で、屋根の「プロが本音で語る情報」を毎週発信中。 「工場が暑すぎる…」「老朽化した屋根を直したい…」「でも業務は止めたくない」そんな法人様の悩みに寄り添いながら、これまでの建築技術とノウハウ、そして屋根から生まれる“価値ある改善”をお届けしています。