凍害にも強いガルバリウム鋼板

今朝は5時起きで

R194を寒風山に向かってましたら

本川村の橋の上で

車が一瞬滑り、ヒヤッとしました。

 

4WDでスタッドレスなのですが

レカロのバケットシートが

車の挙動を敏感に伝えてくれますので

そのせいかな?と。

 

やはり四国でも、冬の峠越えにおける

夜間早朝の橋の上は要注意ですね。

 

 

さて、寒さと言えば

「凍害」ってご存知ですか?

 

コンクリート系の構造物や建材が

水を含み凍結することによって膨張し

ひび割れまたは剥離などを起こす現象です。

 

急いで瓶ビールを冷やそうとして

冷凍庫にいれたまま忘れた瓶が

破裂しているイメージです。

 

建物の屋根で起こる現象として

瓦やカラーベストが吸水し

冬の寒い時期に凍って膨張し

凍害現象が起こる場合があります。

 

また外壁でも、

サイディングボードやモルタル壁も

吸水しやすいので

凍害は起こる場合があります。

 

雨漏りがしていたり

防水や撥水処理をしっかりとしていなければ

凍害のきっかけになるんです。

(結露も原因となる場合が・・・)

 

その点ガルバリウム鋼板は金属なので

吸水する事はありませんので

モチロン凍害も起きません。

 

ジョイント部分に水を含んで凍ったとしても

その体積膨張率っていうのは

わずか9%ですので

ガルバリウム鋼板では何の問題もないんです。

 

最近の瓦やサイディングボードは

素材が良くなってますので

県内の一般地域では

凍害を特に意識しなくてもいいんですが

 

やはり山間部の本川村や梼原町などでは

シーズンにより最低気温が

マイナス5度以下になりますので

しっかりと凍害を意識した

素材の選択と施工が大事ですね。

では、また明日!

 

ガルバリウム鋼板屋根への葺き替えで

地震に強く、遮熱工法で暑さ対策も行う

屋根リフォームと雨漏り修理専門の

【株式会社オガサ製工】小笠原孝彦

(おがさわらたかひこ)でした。

投稿者:

小笠原孝彦

小笠原孝彦(おがさわら・たかひこ)1970年高知県高知市朝倉生まれ 株式会社オガサ製工 代表取締役/一級建築施工管理技士/建築板金一級技能士/防災士/被災建築物応急危険度判定士 高知県を拠点に、ガルバリウム鋼板による遮熱・減災屋根のリーディングカンパニー「オガサ製工」を経営。法人向けには工場・倉庫・事業用施設の暑さ対策や屋根リニューアル、遮熱リフォームの分野で高い専門性を持ち、四国一円で施工実績を重ねています。 このブログでは、現場目線×経営者目線で、屋根の「プロが本音で語る情報」を毎週発信中。 「工場が暑すぎる…」「老朽化した屋根を直したい…」「でも業務は止めたくない」そんな法人様の悩みに寄り添いながら、これまでの建築技術とノウハウ、そして屋根から生まれる“価値ある改善”をお届けしています。