備蓄よりまず、揺れから身を守れ!

土佐沖のプレート境界がゆっくり動く

「スロースリップ」現象を

研究機関が初めて捉えたニュースが

今朝ありました。

 

100年〜200年周期で

起こると言われている南海地震。

 

前回の地震発生から75年。

 

今後30年以内に起こる可能性が

非常に高い南海トラフ地震。

 

さて、その地震の対策に必要なのは

非常持ち出し袋や備蓄品

そして津波対策などですが、

1番重要なのは

地震による揺れで建物が倒壊し

逃げ出せなくなることを

避けることです。

 

必ず起こる南海トラフ地震は

震度7で最大3分も

揺れが続くと予測されています。

 

で、その3分後

揺れが収まった時に

果たして自分の体が動くのか?

できないか?

 

ここで生死が分かれています。

 

いや、、、

すでに分かれているかもしれません。

 

そうならないために

まず、建物倒壊の対策が必要です。

 

建築構造が新しい設計ならまだ安心ですが

旧耐震の設計なら

倒壊する可能性は大いにあります。

 

そこで、

オガサでは住宅の耐震補強と同時に

屋根の軽量化を行っています。

 

建物の最も高い位置にある屋根は

揺れると応力が集中します。

 

慣性の法則を考えると

屋根は軽いに越した事はありません。

 

そうすることにより

揺れを少しでも軽減でき

建物の倒壊を防いで

避難ができる可能性が高くなるからです。

 

揺れ始めた瞬間に

建物が崩れて下敷きになってしまうと

いくら避難袋を準備していても

使えません。

 

また逃げ遅れて

そこへ津波が襲うとも限りません。

 

地震対策はまず

揺れから身を守ることなんです。

 

ところで・・・明日は

25年目の1月17日です。

 

では、また明日!

 

ガルバリウム鋼板屋根への葺き替えで

地震に強く、遮熱工法で暑さ対策も行う

屋根リフォームと雨漏り修理専門の

【株式会社オガサ製工】小笠原孝彦

(おがさわらたかひこ)でした。

投稿者:

小笠原孝彦

小笠原孝彦(おがさわら・たかひこ)1970年高知県高知市朝倉生まれ 株式会社オガサ製工 代表取締役/一級建築施工管理技士/建築板金一級技能士/防災士/被災建築物応急危険度判定士 高知県を拠点に、ガルバリウム鋼板による遮熱・減災屋根のリーディングカンパニー「オガサ製工」を経営。法人向けには工場・倉庫・事業用施設の暑さ対策や屋根リニューアル、遮熱リフォームの分野で高い専門性を持ち、四国一円で施工実績を重ねています。 このブログでは、現場目線×経営者目線で、屋根の「プロが本音で語る情報」を毎週発信中。 「工場が暑すぎる…」「老朽化した屋根を直したい…」「でも業務は止めたくない」そんな法人様の悩みに寄り添いながら、これまでの建築技術とノウハウ、そして屋根から生まれる“価値ある改善”をお届けしています。