耐震診断と健康診断

三連休の最終日です。

昨日今日とド快晴&暖かかったんで

皆さんもどこかへ

出掛けられたんでしょうね。

 

僕も冬眠させていた

バイクを引っ張り出して走ったんですが

やはりまだ2月。

ちと寒いんで、早めに撤収しました。

 

 

さて、先週末に講演させてもらった

防災寺子屋。

 

防災って、どうしても避難をする方法や

避難後の生活を快適にする情報が多いですよね。

 

特に避難生活なんて、1日や2日で終わるのか

もしくは一か月以上になるのか

全く分かりませんからね。

 

ま、それはその業界の方々が

しっかりと取り組んでいらっしゃるので

自分は建築に従事している

その道のプロとして

建物倒壊死を防ぐ取り組みを90分間、

みっちりと情報提供させて頂きました。

 

内容としては建築の専門家として

古い木造家屋の耐震性向上と

家具の転倒防止についてです。

 

耐震性向上についてはまず

自宅の建築時期を把握して

旧耐震構造なのか、新耐震構造なのか?

からスタートします。

 

昭和56年(1981年)6月以降の新耐震基準なら

少し安心できますが

それより以前の旧耐震基準の場合

震度5クラスの地震が起こると

倒壊する恐れが非常に高くなります。

 

そこで自宅が旧耐震基準の可能性がある場合、

まずは行政の補助を使って

「耐震診断」を行ってください!

と、しっかりとお伝えしてきました。

 

耐震工事を「する」「しない」よりも

まずは自宅の性能を把握することが

何よりです。

 

どこの部屋の耐震性が弱いかを把握するだけでも

日常生活、特に就寝の対策が変わってきます 。

 

人間と一緒ですよ。

 

年1回の健診を受けるか否かで

人の健康って変わってきますよね。

 

耐震診断を受けて

自宅の耐震(健康)状態を知っておくのは

最低限の備えです。

 

昭和56年旧耐震のお宅は

水や食用よりもまず「耐震診断」ですよ。

 

 

では、また明日!

 

ガルバリウム鋼板屋根への葺き替えで

地震に強く、遮熱工法で暑さ対策も行う

屋根リフォームと雨漏り修理専門の

【株式会社オガサ製工】小笠原孝彦

(おがさわらたかひこ)でした。

 

投稿者:

小笠原孝彦

小笠原孝彦(おがさわら・たかひこ)1970年高知県高知市朝倉生まれ 株式会社オガサ製工 代表取締役/一級建築施工管理技士/建築板金一級技能士/防災士/被災建築物応急危険度判定士 高知県を拠点に、ガルバリウム鋼板による遮熱・減災屋根のリーディングカンパニー「オガサ製工」を経営。法人向けには工場・倉庫・事業用施設の暑さ対策や屋根リニューアル、遮熱リフォームの分野で高い専門性を持ち、四国一円で施工実績を重ねています。 このブログでは、現場目線×経営者目線で、屋根の「プロが本音で語る情報」を毎週発信中。 「工場が暑すぎる…」「老朽化した屋根を直したい…」「でも業務は止めたくない」そんな法人様の悩みに寄り添いながら、これまでの建築技術とノウハウ、そして屋根から生まれる“価値ある改善”をお届けしています。