屋根と職人と心構え

連日「コロナ」ショックですね。

 

色んなイベントや会合が

中止になっています。

 

オガサでは今のところ

業務に影響は起きていませんが

取引先さんも間接的にですが

徐々に影響を受け始めているようです。

 

手の消毒をしっかりと行い

ただ早い終息を願うばかりです。

 

さて、オガサでは一部の職人さんが

ここ1週間近く、

外出を避けているのではありませんが

工場で潜り門の製作をしており

その終盤を迎えています。

 

屋根本体は葺き上がり

ケラバ側(軒側では無く両サイド)の

箕の甲も

見事に湾曲させた銅板が輝いとります。

現在は

「棟」と「鬼」の設置をしているトコロ。

 

その配置バランスを

サンプルと「型」をあてがって

確認しています。

実は、、、

雨漏りしない、だけでは無く

丈夫に、だけでも無く

地域の方の健康と繁栄を願って

屋根の要である

「棟」と「鬼」を設置していましてね、

 

ただ、銅板という

高耐久性な素材で屋根を葺くのではなく

使う方々の気持ちを意識して考え

屋根を葺いていくのも

職人として大切にしたい心構えなのです。

 

では、また明日!

 

ガルバリウム鋼板屋根への葺き替えで

地震に強く、遮熱工法で暑さ対策も行う

屋根リフォームと雨漏り修理専門の

【株式会社オガサ製工】小笠原孝彦

(おがさわらたかひこ)でした。

投稿者:

小笠原孝彦

株式会社オガサ製工 代表取締役 1970年高知県高知市朝倉生まれ ガルバリウム鋼板屋根の製作施工と遮熱技術で、工場や倉庫の暑さ対策を行っています。 そして南海地震対策のひとつなる住宅屋根の軽量化をガルバリウム鋼板で推進し、あわせて雨漏り修理も専門分野です。 一般社団法人 地震倒壊死から命をまもる建築専門家協会(地命協)代表理事 近年必ず起こる「南海トラフ地震」発生時に、建物倒壊による悲惨な圧死・窒息死を少しでも減らし、また速やかに避難することで、津波や火災から命を守る情報を建築専門家が発信しています。