屋根は固めるより緩めろ!?

vol.2479

ハイ、今日は寒露


暦の上では朝晩の冷え込みが強まり

草花におりる露が

冷たく感じられる頃


なんてオセンチw

 

 

ですが、いやいや・・・

 

昼はまだ真夏日

午後2時前には33℃超え

もう10月だぜーーー

 

そんな晩夏の高知から

今日もせっせと屋根づくり

 

 

さて、この時期は

気温差が激しいせいで

体調を崩すなんて話をよく聞きますが、


実はコレ、屋根も同じ

 

昼夜・夏冬の寒暖差で

屋根材や雨樋が“伸びたり縮んだり”

 

特に10mを超えるガルバ屋根や銅屋根、


アルミ製屋根や塩ビ製雨樋はその影響が大きい

 

なので、本体の伸縮破断もそうですが

固定しているボルトやパッキンの破断にも

特に注意が必要なんです!

 

これはもう「設計段階」での対策が勝負

 

エキスパンションを設けたり、


ルーズ穴にしたり、ガチガチに固定しない

 

そもそも長尺材にしない、なんてのも有効です

 

ただし、ジョイントを増やしすぎると

速攻で雨漏りの原因に

 

う〜ん、ココが難しいところ

 

でも、それを考えるのがまた楽しい🎵

 

所々に“伸縮対応ポイント”を仕込み

固めるより動かす方を大切にする

 

そう、人も屋根も

「なえし」が必要なんですよねー

 

 

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株式会社オガサ製工 代表:小笠原孝彦
防災士/一級建築施工管理技士
屋根から建物と働く人を守る専門家。
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投稿者:

小笠原孝彦

小笠原孝彦(おがさわら・たかひこ)1970年高知県高知市朝倉生まれ 株式会社オガサ製工 代表取締役/一級建築施工管理技士/建築板金一級技能士/防災士/被災建築物応急危険度判定士 高知県を拠点に、ガルバリウム鋼板による遮熱・減災屋根のリーディングカンパニー「オガサ製工」を経営。法人向けには工場・倉庫・事業用施設の暑さ対策や屋根リニューアル、遮熱リフォームの分野で高い専門性を持ち、四国一円で施工実績を重ねています。 このブログでは、現場目線×経営者目線で、屋根の「プロが本音で語る情報」を毎週発信中。 「工場が暑すぎる…」「老朽化した屋根を直したい…」「でも業務は止めたくない」そんな法人様の悩みに寄り添いながら、これまでの建築技術とノウハウ、そして屋根から生まれる“価値ある改善”をお届けしています。