資格は人を成長させんだ。

先日、この夏に行われる予定だった

年1回の技能検定が中止となりました。

 

例のアレがナニでなもんで。

 

この技能検定、オガサの職種で云えば

「建築板金」で、

作業内容は「内外装板金」。

 

まぁ簡単に言えば

全ての建物の屋根外壁雨樋を

薄板金属(概ね1㍉以下)で

製作できる技術と知識が備わっているか?が

問われる国家試験です。

 

コレは技能者の登竜門であり

この仕事をしていく上では

絶対に必要な資格です。

 

だから・・・日々頑張っている彼らを思うと

非常に残念です。

 

でね、何が残念って

資格が取れないからじゃないんですよ。

 

若者がこの仕事に就いて

少しづつ、、、

経験と技術とが積み重なってから望む

この検定。

 

ソコには気合いだけでは無く

実務経験年数も必要なんです。

 

だからその間、

正直なトコロ挫折感もあるんですよ。

 

特に仕事に就いての2〜3年目。

 

オレには向いていない・・・とか

もっと違う世界が

オレにはあるんじゃね?

 

とかね。。。

 

そんなモヤモヤした中での数ヶ月間、

課題製作の練習に励み

見事、立派な成績で技能士へと成長する。

そして自身の成長に気付く。

 

この過程が実務経験とはまた別で

非常に大事なんです。

 

そして資格取得が

自分に自信を持たせます。

 

また日々における

仕事の熟成度が高まります。

 

今の時代、スマホがあれば

情報だけは簡単に手に入りますが

「経験」と「自信」だけは

ヤッた者しか手に入れることは

デキません。

 

残念だけど仕方が無い。

 

この1年間は知識を高め

実務経験で先に磨きを掛けろ!

 

では、また明日!

 

ガルバリウム鋼板屋根への葺き替えで

地震に強く、遮熱工法で暑さ対策も行う

屋根リフォームと雨漏り修理専門の

【株式会社オガサ製工】小笠原孝彦

(おがさわらたかひこ)でした。

投稿者:

小笠原孝彦

小笠原孝彦(おがさわら・たかひこ)1970年高知県高知市朝倉生まれ 株式会社オガサ製工 代表取締役/一級建築施工管理技士/建築板金一級技能士/防災士/被災建築物応急危険度判定士 高知県を拠点に、ガルバリウム鋼板による遮熱・減災屋根のリーディングカンパニー「オガサ製工」を経営。法人向けには工場・倉庫・事業用施設の暑さ対策や屋根リニューアル、遮熱リフォームの分野で高い専門性を持ち、四国一円で施工実績を重ねています。 このブログでは、現場目線×経営者目線で、屋根の「プロが本音で語る情報」を毎週発信中。 「工場が暑すぎる…」「老朽化した屋根を直したい…」「でも業務は止めたくない」そんな法人様の悩みに寄り添いながら、これまでの建築技術とノウハウ、そして屋根から生まれる“価値ある改善”をお届けしています。