防災への備えって、それでえぇの?

今日、9月1日は防災の日。

 

約100年前に発生した

関東大震災にちなんだものです。

 

そして台風の襲来が多い

210日にもあたり

災害への備えを怠らないよう

念も込められています。

 

実際に今、沖縄へ

台風9号が接近していますしね。

 

それはさておき

必ず起こる南海地震に備えるためにも

定期的に防災を見直す事は

高知県人としては

避けて通れません。

 

ましては今後30年以内に

南海地震が起こる確率は

約80%と言われていますからね。

 

さて、そんな「防災の日」にちなんで

地震対策には

防災グッズセットを準備しておけ!って

メディアを含め

いろんな情報機関が取り上げています。

 

災害時、3日間を乗り切れる

この防災セット。

 

非常に役立つであろう

防災グッズが30点以上も揃っています。

 

リュックもセットになっていますので

非常時には、これ1つ持って逃げれば

「安心です!」って触れ込み。

 

1つが30,000円ほどですので

4人家族だと約120,000円。

 

高いか安いかは別として

これで南海地震に備え

安心できる。。。

 

ちゃうちゃう!

 

先ずは揺れに備えなきゃ!

っすよ。

 

自分を守り、家族を守り

大切な人を守る「備えグッズ」を買う事は

今や通販でもできますので

ポチってお金を払えばすぐに手に入ります。

 

間違いではありませんし、必須です。

 

でも、それで「地震の備え良し!」

ってあまりにも考えが安易です。

 

地震が起き、大きな揺れが来て

家が倒壊して圧死。

 

防災セットなんて、

何の役に立つのかね?

 

イヤ、一瞬でThe Endです。

 

防災セットの前に

まずは家の耐震補強ですよ!

 

もしくは最低でも

揺れによる建物倒壊を軽減する

屋根の軽量化。

 

そして家具の転倒を防止して

逃げ出すことができるドア周りや

寝室つくり。

 

それがデキていてこそ

初めて防災グッズが役立つのです。

 

簡単に

スグにポチればデキる防災も大事ですが

先ずは揺れに備えなきゃ!

 

では、また明日!

 

ガルバリウム鋼板屋根への葺き替えで
地震に強く、屋根遮熱工事で暑さ対策も行う
屋根リフォームと雨漏り修理専門の
【株式会社オガサ製工】小笠原孝彦
(おがさわらたかひこ)でした。

 

投稿者:

小笠原孝彦

株式会社オガサ製工 代表取締役 1970年高知県高知市朝倉生まれ ガルバリウム鋼板屋根の製作施工と遮熱技術で、工場や倉庫の暑さ対策を行っています。 そして南海地震対策のひとつなる住宅屋根の軽量化をガルバリウム鋼板で推進し、あわせて雨漏り修理も専門分野です。 一般社団法人 地震倒壊死から命をまもる建築専門家協会(地命協)代表理事 近年必ず起こる「南海トラフ地震」発生時に、建物倒壊による悲惨な圧死・窒息死を少しでも減らし、また速やかに避難することで、津波や火災から命を守る情報を建築専門家が発信しています。