雨漏りさせない、3つの基本。

10月最初の月曜日。

 

気温の割には暖かい

(というか蒸せる)朝。

 

そしてここ最近

スッキリせん日が続きます。

 

でも、昼から

なんか爽やかな風が吹くと思いきや

湿度が50%を下回っていますやん。

 

長くなりましたが

秋本番って感じですね。

 

 

 

さて、増築を行う時に

色々と事情はあるでしょうが

雨漏りしない施工は最低条件ですよね。

 

ですがこの増築工事。

 

工夫を凝らさずにあるがままで

増築の屋根接続工事を行って

雨漏りしています。

 

具体的にはですね、、、

屋根がルーフ88の工場に

プレハブ建築の事務所を増設していますが、

その取り合わせ部分の施工が「雑」

 

雨漏りのコトはなんも考えずに

コストと施工手間を惜しんだ工事ですね。

 

既存工場屋根に設置されていた

棟カバー板金や屋根補強アングルを

そのままにして、

既存屋根と増設壁を取り合わせる板金水切りを

チョイと切りかいでぇの

シーリングでちょいちょいと処理。

 

挙げ句の果て、

そこには水が溜まっています(T-T)

あのね・・・

こんなんでは、雨漏りは起きますよ!

 

雨漏りしない基本って

・シンプル構造

・水を切る、素早く逃がす構造

・雨をナメて掛からない

 

結果、シーリングに100%、

頼らない施工方法なんです。

 

雨漏りを簡単に考えて

最終的にはシーリング頼り。

 

これ、絶対に雨漏りしまっせ!

 

では、また明日!

 

ガルバリウム鋼板屋根への葺き替えで
地震に強く、屋根遮熱工事で暑さ対策も行う
屋根リフォームと雨漏り修理専門の
【株式会社オガサ製工】小笠原孝彦
(おがさわらたかひこ)でした。

投稿者:

小笠原孝彦

小笠原孝彦(おがさわら・たかひこ)1970年高知県高知市朝倉生まれ 株式会社オガサ製工 代表取締役/一級建築施工管理技士/建築板金一級技能士/防災士/被災建築物応急危険度判定士 高知県を拠点に、ガルバリウム鋼板による遮熱・減災屋根のリーディングカンパニー「オガサ製工」を経営。法人向けには工場・倉庫・事業用施設の暑さ対策や屋根リニューアル、遮熱リフォームの分野で高い専門性を持ち、四国一円で施工実績を重ねています。 このブログでは、現場目線×経営者目線で、屋根の「プロが本音で語る情報」を毎週発信中。 「工場が暑すぎる…」「老朽化した屋根を直したい…」「でも業務は止めたくない」そんな法人様の悩みに寄り添いながら、これまでの建築技術とノウハウ、そして屋根から生まれる“価値ある改善”をお届けしています。