漏りやすく、傷みやすい屋根を長持ちさせる。

街中に建築中の

賃貸住宅(アパート)の

屋根工事。

 

大きさ的には住宅クラスなので

ごく普通のガルバ屋根工事です。

 

まぁ前面道路が狭くて

交通量が多いので

10mを少し超える長さの

ガルバルーフを屋根に上げるのが

一苦労です。

 

が、、、

もっとシビアなのが

屋根の傾斜が超緩勾配。

 

折板クラスの3/100(3%)です。

 

しかし屋根葺き形状は

立てハゼ葺きなので

推薦勾配5/100(5%)以上です。

 

雨が流れんワケじゃありませんが

大雨の時は

流れるより降る量が多くなりますので

屋根の継ぎ目から漏水する危険性が

「大」でございます。

 

また軒先から水を巻き込む可能性も

「大」ですので、

非常に雨漏りしやすいんです。

 

んんん〜〜〜?

 

って悩んだのは設計段階。

 

どこから、どのように漏るかは

全てお見通しですので

施工図を基にしっかりと計画を立て

急所の対策をすれば、

プロにとっては

大して難しい工事ではありません。

 

むしろ懸念したのは

勾配が緩いので

不陸や表面張力で屋根表面に塵埃が堆積し

そこから屋根材の腐食が始まるコト。

(数十年先ですが・・・)

 

雨水が堆積物を

洗い流せないんですよね。。。

 

そこで理由を説明し

設計指示されていたガルバ鋼板よりも

2ランク上の高耐食ガルバ鋼板で

屋根を葺きました。

 

現在のフッ素塗膜鋼板や厚膜塗装鋼板

なんかですね。

 

で、あれから十数年・・・

 

未だに屋根はシャッキで

雨漏りのカケラもありません。

 

エッヘン!

 

「丈夫で長持ち」な屋根って

施工技術はもちろんですが

素材の目利きも重要ポイントです!

 

では、また明日!

 

ガルバリウム鋼板屋根への葺き替えで
地震に強く、屋根遮熱工事で暑さ対策も行う
屋根リフォームと雨漏り修理専門の
【株式会社オガサ製工】小笠原孝彦
(おがさわらたかひこ)でした。

 

投稿者:

小笠原孝彦

小笠原孝彦(おがさわら・たかひこ)1970年高知県高知市朝倉生まれ 株式会社オガサ製工 代表取締役/一級建築施工管理技士/建築板金一級技能士/防災士/被災建築物応急危険度判定士 高知県を拠点に、ガルバリウム鋼板による遮熱・減災屋根のリーディングカンパニー「オガサ製工」を経営。法人向けには工場・倉庫・事業用施設の暑さ対策や屋根リニューアル、遮熱リフォームの分野で高い専門性を持ち、四国一円で施工実績を重ねています。 このブログでは、現場目線×経営者目線で、屋根の「プロが本音で語る情報」を毎週発信中。 「工場が暑すぎる…」「老朽化した屋根を直したい…」「でも業務は止めたくない」そんな法人様の悩みに寄り添いながら、これまでの建築技術とノウハウ、そして屋根から生まれる“価値ある改善”をお届けしています。