暑い寒いは施工に影響を与えます。

11月に入って

すっかり秋らしくなりました。

 

ってトコですが

ここ最近、異様に

「ヌクイ」

 

文化の日の頃なんて

朝の気温は6℃台でしたが

今朝なんてどうよ!

 

朝の気温が16℃っすよ!!!

 

何か季節感が全くない

今日この頃ですが

散りゆく紅葉に

何とか季節を視覚で

ラップさせているところです。

 

ちょっと「おセンチ」に(笑)

 

 

さて、この季節感ない気温。

これには工事も

チョイと戸惑うんですよね。

 

例えば「雨樋」の取り付けです。

 

現在、ほとんどの雨といは塩ビ製。

 

その性質上、

熱伸縮が非常に大きい素材ですので

芯材を入れたりしていますが

金属に比べて遙かに

伸縮率が大きい。

 

例えば住宅用の軒樋。

軒の長さが10mとすれば

真夏と真冬では

約4センチも伸縮が起こります。

 

なので、、、

取り付け時の気温に合わせて

ジョイントのクリアランスを

微妙に調整して

その伸縮吸収が必要なんです。

(汽車レールの隙間調整みたいなモン)

 

ですので最近は週ごとに・・・

 

イヤイヤ・・・

昨日と今日で

施工方法を変えないとイケません!

 

そうしないと真冬にブチ切れたり

真夏には

歪んで軒樋の蛇行なんてコトに。

 

そんなこんなで

現場では季節感を感じながら

施工を進めている次第です。

 

では、また明日!

 

ガルバリウム鋼板屋根への葺き替えで
地震に強く、屋根遮熱工事で暑さ対策も行う
屋根リフォームと雨漏り修理専門の
【株式会社オガサ製工】小笠原孝彦
(おがさわらたかひこ)でした。

 

投稿者:

小笠原孝彦

小笠原孝彦(おがさわら・たかひこ)1970年高知県高知市朝倉生まれ 株式会社オガサ製工 代表取締役/一級建築施工管理技士/建築板金一級技能士/防災士/被災建築物応急危険度判定士 高知県を拠点に、ガルバリウム鋼板による遮熱・減災屋根のリーディングカンパニー「オガサ製工」を経営。法人向けには工場・倉庫・事業用施設の暑さ対策や屋根リニューアル、遮熱リフォームの分野で高い専門性を持ち、四国一円で施工実績を重ねています。 このブログでは、現場目線×経営者目線で、屋根の「プロが本音で語る情報」を毎週発信中。 「工場が暑すぎる…」「老朽化した屋根を直したい…」「でも業務は止めたくない」そんな法人様の悩みに寄り添いながら、これまでの建築技術とノウハウ、そして屋根から生まれる“価値ある改善”をお届けしています。