土佐の偉人宅を尋ねる

vol.2080

先週末は高知新聞文化教室

「文化財を楽しむ2023」

5月度は津野町での講座でした。

 

題して

「旧片岡家住宅と津野町民具類の見学」

 

津野町郷土資料館では

町内で使われなくなった

町民民具類の観覧。

 

見た事も無いような貴重なモノから

使ったことのある懐かしいモノまで

よくぞまあ保存されています。

 

そして坂本龍馬の師匠

河田小龍が書いたふすま絵まで

マニアにはヨダレものの

展示がされています。

 

そしてメインディッシュ

 

土佐から日本の政財界に名を残した

片岡兄弟の生家

 

江戸時代に建てられた生家は

大正5年に政財界で重きをなしていた

兄弟により改修を経た

数寄屋建築と見事な回遊式庭園です。

 

そんな建築も然ること乍ら

片岡兄弟が近代日本経済をつくりあげたと言っても

過言ではないことを知りました。

 

兄の直輝は

明治の実業界を牽引した関西財界の重鎮 

 

日銀大阪支店長から大阪ガスの設立 

そして阪神電鉄、南海電鉄の社長等

数々の企業繁栄の基礎を築いています。

 

そして弟の直温は

寺小僧から大蔵大臣にまでなった立志伝 

 

日本生命の設立や京都都ホテル

奈良ホテルを設立し

また多くの鉄道会社の社長も歴任し

兄弟並んで関西財界の重鎮となったそうで。

 

そんな重鎮も時折

生まれ育ったこの家に戻った際は

縁側から庭を眺めて

経営を考えたそうです。

 

そんな偉業をされた方が

この旧葉山村に居たとは

私、全く知りませんでした。

 

そんな兄弟の足下どころか

鼻クソにもおよびませんが、

 

仕事のこと、経営のこと

はたまた人生を考える時には

この生家の縁側でじっくり考えれば

良いアイデアのひとつも

浮かびそうですw

それではまた。

 

〜毎週金曜日更新〜
■オフィシャルYoutube動画■
https://bit.ly/3z5Elvv  

■工場倉庫の暑さ・熱中症を解決&節電ルーフのサイト■
https://www.ogasa-solution.com/

■オフィシャルHP■
http://www.ogasaseikou.jp 

オリジナル住宅用減災ルーフ
ガルパワー®

ガルバリウム鋼板屋根への葺き替えで
高知の地震や災害に強く、
遮熱屋根工事で暑さ対策も行う
雨漏り修理と屋根リフォーム専門。
高知の【株式会社オガサ製工】
小笠原孝彦(おがさわらたかひこ)でした。

投稿者:

小笠原孝彦

株式会社オガサ製工 代表取締役 1970年高知県高知市朝倉生まれ ガルバリウム鋼板屋根の製作施工と遮熱技術で、工場や倉庫の暑さ対策を行っています。 そして南海地震対策のひとつなる住宅屋根の軽量化をガルバリウム鋼板で推進し、あわせて雨漏り修理も専門分野です。 一般社団法人 地震倒壊死から命をまもる建築専門家協会(地命協)代表理事 近年必ず起こる「南海トラフ地震」発生時に、建物倒壊による悲惨な圧死・窒息死を少しでも減らし、また速やかに避難することで、津波や火災から命を守る情報を建築専門家が発信しています。