リスクを消すのか?備えて活かすのか?

vol.2443

南海トラフ臨時情報が出てから

もう1年(いや、早1年か?)

 

あの時は、お盆直前

よさこい祭りも本番直前

 

観光客も宿泊客も

そして帰省客までも

予定を相当キャンセルされました

 

経済的な影響は高知だけでも

数千万円規模とか、、、

 

確かに、あれだけ大騒ぎになれば

「津波が来やすい場所」には

行きたくないと思うのが人情

 

でも、静岡の伊豆では

真逆の動きがあったそうです

 

海水浴場や観光施設の近くに

「避難タワー」を整備し

「あそこの浜は安全」との評判が拡散

 

逆に集客が落ちるどころか

他エリアから人が流れ込んできたとか

 

要するに「危ないからやめる」じゃなく

「備えてるから来てね」という発想ですね

 

日本は自然災害と共存してきた国

 

台風も地震も津波も

完全に消すことなんてできません

 

だから本当に大事なのは

リスクをゼロにする幻想を追うことじゃなく

「起きても被害を最小限にする仕組み」を

作ることだと思うんです

 

ところが現実は、、、

事故や災害があると

(少しでもありそうだと)イベント中止

 

施設閉鎖など、「関わらない」が

優先されることが多い

 

でも、それを続けたら

いざ本番が来た時に

何もできない社会になってしまう気が・・・

 

備えることは

守ることだけじゃなく

経済や地域を動かす力にもなる

 

災害リスクは消せませんが

避難タワーや建物の耐震化

強いては減災屋根の導入は

きっと未来への投資だと思います

 

ちょっと奥歯に物が挟まったようなフレーズになりましたが・・・

 

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株式会社オガサ製工 代表:小笠原孝彦
防災士/一級建築施工管理技士
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投稿者:

小笠原孝彦

小笠原孝彦(おがさわら・たかひこ)1970年高知県高知市朝倉生まれ 株式会社オガサ製工 代表取締役/一級建築施工管理技士/建築板金一級技能士/防災士/被災建築物応急危険度判定士 高知県を拠点に、ガルバリウム鋼板による遮熱・減災屋根のリーディングカンパニー「オガサ製工」を経営。法人向けには工場・倉庫・事業用施設の暑さ対策や屋根リニューアル、遮熱リフォームの分野で高い専門性を持ち、四国一円で施工実績を重ねています。 このブログでは、現場目線×経営者目線で、屋根の「プロが本音で語る情報」を毎週発信中。 「工場が暑すぎる…」「老朽化した屋根を直したい…」「でも業務は止めたくない」そんな法人様の悩みに寄り添いながら、これまでの建築技術とノウハウ、そして屋根から生まれる“価値ある改善”をお届けしています。