カバー工法は内部を止めず、屋根を新設します。

今日は12月3日。

「ワン(1)ツー(2)スリー(3)」で

手品の日だとか。

 

そして1年の最後の月である12月に、

1年間の労をねぎらい

妻に感謝する日だそうです。

 

ほう・・・

 

で、今朝は寒かったですね。

出社してそんな話しをすると

そうでも?・・・と。

 

確かに今朝の最低気温は6.1℃(気象台情報)

しかし、ウチの外気温度計は3.2℃(自宅)

 

なんだこの差は!

 

まぁ12月師走のスターです。

これから一気に寒くなりますよ。

 

さて、築40年の倉庫が

雨漏りしているとの連絡を頂き

調査で屋根に上ってきました。

 

普段ならドローンを使って

屋根の調査を行うのですが、

今回の屋根は非常に傾斜が緩く

また屋根へも室内から

安全なタラップがありますので

早速、屋根に上って調査を開始です。

 

アチラコチラから雨漏りしているとのことで

ルーフデッキの固定ボルトには

パッキンカバーを取り付けています。

 

しかし、所詮は樹脂製なので

もう劣化してボロボロです。

 

そして雨漏りが起きている箇所には

「やたらめったらシーリング戦法」で

修理もしています。

これじゃぁ雨漏りは止まらないでしょうね。

実際に最近は雨漏りが酷いそうです。

 

そして、この屋根(ルーフデッキ88)は

材質がトタンですので

もう塗膜もなくなり

めっき層もかなり飛んでしまって

サビが発生しています。

 

こうなれば、

塗装でのリフォームは無理ですし、

そもそもパッキン材の劣化で

雨漏りになっているので

根本的に屋根を葺き替えリフォームです。

 

そこで当然ながら修理方法は

ガルバリウム鋼板によるカバー工法です。

 

現状の屋根はそのままで

カバー施工用の特殊金具を取り付け

その上に新たにガルバリウムで

屋根を葺いて結果、二重葺きにしちゃいます。

 

こうすると、工事中でも屋内は

通常通りに稼働することができますし

結果、屋根が新規になりますので

雨漏りはもちろん完全にストップです。

 

そして既存屋根との隙間に

5センチほどの空気層ができますので、

結露の削減、断熱効果(少々の)

そして雨音の低減になります。

 

カバー工法は屋内業務を通常稼働させたままで

新規に屋根を作るので、新築同様の耐久性が

リフォームでも発揮できます。

 

では、また明日!

 

ガルバリウム鋼板屋根への葺き替えで

地震に強く、遮熱工法で暑さ対策も行う

屋根リフォームと雨漏り修理専門の

【株式会社オガサ製工】小笠原孝彦

(おがさわらたかひこ)でした。

投稿者:

小笠原孝彦

株式会社オガサ製工 代表取締役 1970年高知県高知市朝倉生まれ ガルバリウム鋼板屋根の製作施工と遮熱技術で、工場や倉庫の暑さ対策を行っています。 そして南海地震対策のひとつなる住宅屋根の軽量化をガルバリウム鋼板で推進し、あわせて雨漏り修理も専門分野です。 一般社団法人 地震倒壊死から命をまもる建築専門家協会(地命協)代表理事 近年必ず起こる「南海トラフ地震」発生時に、建物倒壊による悲惨な圧死・窒息死を少しでも減らし、また速やかに避難することで、津波や火災から命を守る情報を建築専門家が発信しています。